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ミニマリストゆった
仕事の昇格に伴う給料アップ、継続させてきた成果として副収入を得られるようになった。
事実、収入は右肩上がりで上がる環境にあるわけです。
それならば、お金に余裕ができましたか?
そう言われると言葉につまる。
高収入=お金持ちというのは実はそう簡単には成り立たない。
その理由が参照点という考え方にある。この参照点という物を理解し、自分にとっての参照点を見つけることができたならば収入が低くても貯金を増やすことだって可能。
参照点(リファレンスポイント)の仕組みを説明していきます。
もくじ
■収入が上がると人は上のステージで生活したくなる生き物。
雇用されている人ならば、勤続年数に伴って給料も上がる傾向にある。
今は副業をすることが緩和され、インターネットを通じた副業に取り組んでいる人も多いのではないでしょうか。
要するに収入に関して言えば増やそうと思えば増やせる時代。
しかしうまくいかないもので、収入が増えたのにも関わらずいつまで経ってもお金が増えない。貯金ができないという人は大勢いる。
何故なのか。
それは人は収入が増えるに連れ支出をも増やしてしまうから。
いつまで経っても貯金ができないのは収入に合わせて支出しているお金の使い方に原因がある。
これではいつまで経ってもお金持ちにはなれない。
スポンサーリンク■支出が上がる原因は他人に対する見栄。
より大きな家に住む。
ブランド品を購入する。
高級レストランでの食事。
収入が増えれば確かにこれらは可能だ。
少ない収入では出来なかったことが、収入が上がればできる。
しなくてもよかったことがしたくなる。
原因は、他人と比べてしまう自分にある。
他人には劣っていな自分を見せたい。
他人に対する見栄こそ、支出を増やしてしまう原因。
あるお金を消費しているだけでは一向にお金は増えていきません。
■お金に対する価値は自分が決めるもの。同じ1万円の価値。
お金の価値は自分の基準によって変化するということ。
例えば1万円の価値でいうと、子供の頃の1万円の価値と大人になって自分で働いてからの1万円の価値は違うと思います。
子供の視点から見れば、1万円は夢のような大金です。
好きなお菓子やおもちゃがなんだって買える。
そんな感覚になりますね。
しかし、大人になって初任給でも20万円自分で稼げるようになったらどうでしょうか。
1万円の価値があの頃と同じでいられますか?
おそらく無理ですね。
高級なご飯や、欲しいブランド品、旅行にだっていきたい。
1万円なんかじゃ足りないくらいできることが増える。
1万円に対する価値が下がったということ。
お金の価値観が下がってしまいました。
■参照点=移動する基準点
つまりお金の価値の基準点が、収入額によって変わってしまいました。
この基準点は状況によって変わります。この基準点はお金を使うときの目安となるので参照点と呼びます。
視点の高さによって人の基準は変わってしまうんですね。
会社で昇給して給料が50万円になったとします。
50万円で生活できるようになった時の参照点はもちろん上昇します。
つまり支出額が増えます。
給料20万円で生活する価値観ではできなかったことが給料50万円ではできるようになった。
自然とお金を消費してしまうものなのです。
■お金持ちになれるコツは参照点を固定できるかどうか。
ではここからがポイント。
収入が増えた時に注意すべきポイントは、参照点を固定してしまうということ。
お金持ちになるための発想はこれです。
なんども言いますが収入が増え、支出も増やしていたら収入が増えようが一向にお金は貯まりません。
お金持ちは、収入が増えても参照点をあげないんです。
月に使えるお金を固定してしまい、増えた分は使わない。こうすればお金は自然と増えていくのです。
余ったお金はいざという時のために貯金しておくのも手ですし、この余剰資金を使ってお金を増やす仕組み作り、つまり投資に当てても良いですね。
お金持ちほど自分の使うお金にはシビアなんです。
まずは自分の月の支出額を決めてしまい参照点を固定すること。
その中でやりくりできるようになれば、収入が増えたところで無駄にお金を使うことはしなくて済みます。
何も考えずに漠然とお金を使うのは怖いですね。
お金に余裕を持たせる仕組み作り実践してみましょう。
本日は以上です。
お読みいただきありがとうございました。
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