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360度撮影が楽しい!Insta360 X3 レビュー【ファーストインプレッション】

副業ブロガーのゆった(@yutta_yukisaki)です。

最近、360度カメラが大きな注目を集めています。今回、Insta360社の「Insta360 X3」という360度動画カメラを手にする機会が訪れました。

私にとって360度撮影は、今回が初めての挑戦なんです。360度カメラといえば、多くの方が感じるであろう、使い方や編集の難しさという点が挙げられると思います。今回3ヶ月間での長期レビューの第1弾として、1週間使用したファーストインプレッションやその使い勝手を中心にお伝えしていきたいと思います。

動画撮影といえば、YouTubeの長編だけでなく、Instagramのリール動画のようなショートムービーも人気ですよね。Insta360 X3は、そんな日常のショートシーンを簡単かつ魅力的に切り取ることができるカメラです。

どんなシーンを、どのように撮影できるのか、探っていきたいと思います。

ご提供品

この記事は、Insta360 様からご提供いただいた製品を、筆者の本音でレビューを書いています。

Insta360 X3 のデザインと特徴

X3 本体のデザインと特徴

コンパクトなボディのX3は、ポケットやカバンの中でも邪魔にならない。

Insta360 X3は、360度カメラの中でもデザイン、操作性、画質ともに優れたパフォーマンスを持つ魅力的なカメラです。

このカメラの最初に感じるのは、そのコンパクトです。ポケットにすっきり収まるサイズ感で、持ち運びも非常に便利です。今回は旅のお供に連れていきましたが、気軽に360度動画を撮影してくることができました。

タッチスクリーンも大型でみやすく、UIも滑らかに動く。

新しく搭載された2.9インチのタッチスクリーンは、直感的な操作を可能にしています。撮影モードの切り替えや、撮影した映像の確認もスムーズ。シンプルながらも詳細な設定も行えるため、初心者から上級者まで幅広く使えます。

7200万画素の写真の撮影、1/2インチセンサーで高画質な動画撮影が可能。

1/2インチの新センサーにより、7200万画素の写真と、より詳細な動画撮影が可能に。特に、4Kシングルレンズや360度アクティブHDRの機能は、アクションカメラとは思えない美しい映像を撮影することができます。

ループ録画やプリ録画、4K 120fpsのバレットタイムなど、Insta360 X3は多彩な撮影モードを備えています。シチュエーションに合わせて最適な撮影を楽しむことができます。※私はまだこれらの機能は使えていないのでこれから引き続き試してみたいと思います!

X3 本体のスペック

絞り値F1.9
35mm換算焦点距離6.7mm
写真解像度7200万画素 (11968×5984)
1800万画素 (5952×2976)
動画解像度360度:
5.7K: 5760 * 2880@30/25/24fps
4K: 3840 * 1920@60/50/30/25/24fps
3K: 3008 * 1504@100fps
シングルレンズモード:
4K: 3840×2160@30/25/24fps
3.6K: 3584×2016@60/50/30/25/24fps
2.7K: 2720×1530@60/50/30/25/24fps
1080P: 1920×1088@60/50/30/25/24fps
写真フォーマットinsp (モバイルアプリまたはInsta360 Studioで書き出し可能)
DNG Raw (PureShot、編集にはStudioが必要です)
動画フォーマットシングルレンズ:MP4
360度: INSV
写真モード標準、HDR、バースト、インターバル、スターラプス
動画モード標準、アクティブHDR、タイムラプス、タイムシフト、バレットタイム、ループ録画、プリ録画
カラープロファイル鮮やか、標準、LOG
本体サイズ46.0×114.0x33.1mm(幅 x 高さ x 奥行き)
連続撮影時間81分
最大動画ビットレート120Mbps
ジャイロスコープ6軸
充電方法Type-C
外部メモリMicro SD
バッテリー容量1800mAh
Insta360 X3 スペック表

Insta360 X3は、1/2インチセンサーとF1.9の明るい絞り値を持つことで、高画質の撮影が可能となっています。なんと7200万画素の写真と4Kの動画撮影にも対応。この性能は、気軽な撮影を楽しみたい方から、高画質を求めるアクションカメラユーザーまで、多くの人々のニーズを満たすものとなっています。

X3には1800mAhのバッテリーが内蔵されており、Type-C充電により手軽に充電できます。また、Micro SDスロットは、バッテリー部分を取り外すことでアクセス可能な設計となっています。

X3 の同梱物

こちらはInsta360 X3の同梱物です。

Insta360 X3には専用のケースが同梱されています。

X3を安全に持ち運ぶためのデザインになっており、カメラを保護するためのクッション材や耐摩耗性の素材で作られています。コンパクトながらもクッション性のあるこのケースは、日常使いからアウトドアでの使用まで、X3を安全にサポートしてくれるでしょう。

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Insta360 X3でできること: 革新的な撮影体験を紹介

5.7Kの高解像度での360度撮影: まるで現場にいるかのような臨場感

動画:Insta360 X3公式ページより

Insta360 X3において、5.7Kの高解像度での360度撮影は、見る者を臨場感あふれる映像の中に引き込む魅力を持っています。この解像度は、詳細なテクスチャや遠くの景色まで鮮明に捉えることが可能で、動画を見る者に現場にいるかのような感覚をもたらします。特に大自然やイベントシーンなど、周囲の全景を楽しみたい場面での撮影に最適。Insta360 X3のこの機能は、360度の世界を新たな視点で楽しむことを可能にしています。

ミーモードでの一人撮影: シーンの中心に自分を

ミーモード動画:Insta360 X3公式ページより

「ミーモードでの一人撮影」を利用すると、Insta360 X3はシーンの中心にユーザー自身を配置します。これは、自分自身を動画や写真の主役にしたいときに特に便利です。伝統的な自撮りとは異なり、ミーモードを使用すると、背景のシーンとの相互作用や、その場の雰囲気をよりリアルにキャッチしつつ、自分を前面に出すことができます。旅行中の景色や特別なイベントの瞬間など、自分が体験しているシチュエーションを主役として記録するのに最適です。

360度アクティブHDRでリアルな映像表現

動画:Insta360 X3公式ページより

Insta360 X3の360度アクティブHDRは、映像の明るい部分と暗い部分の間の階調を豊かに再現することで、リアルな映像表現を実現します。従来の360度カメラでは難しかった、直射日光下や逆光時でも、被写体の詳細をしっかりと捉えることができるのが特徴です。

ループ録画機能: 演出や編集の幅を広げる

プレ動画:Insta360 X3公式ページより

プレ動画モードでは、シャッターボタンを押す前の15秒、または30秒の映像を保存することができ、決定的瞬間を逃すことがなくなります。

水平維持動画:Insta360 X3公式ページより

Insta360 X3は、高度なジャイロスコープとスタビライゼーション技術を搭載しています。この技術のおかげで、動画撮影時にカメラが揺れても、撮影された映像は常に水平を保ち続けることができます。

例えば、アクティブなシーンでの撮影やスポーツ中の動画撮影でも、映像は安定しており、見る人に自然な視点を提供します。縦や横、どの角度からの振動や揺れも、Insta360 X3は効果的に補正してくれます。

Insta360 X3ファーストインプレッションレビュー: 実際の使用感を紹介

良かった点|RECボタンによる即撮影が便利。

タッチスクリーンの下、左側にあるのがRECボタン。電源が入っていなくてもこのボタンを押せば録画が開始される。

実際に使用していて使いやすいと感じた点がいくつかあるので共有していきたいと思います。

撮影した動画からの切り抜き:普段見ることのできない画角で撮影できるのがアクションカメラの魅力。


RECボタンの設計が特筆すべき点です。電源がオフの時でも、このボタンを押すだけで電源が入り、即座に録画がスタートします。電源ONと録画の2ステップを経ることなく、思い立ったその瞬間に動画撮影が可能となっており、非常に便利だと感じました。

良かった点|構図を気にしないでの撮影

360度動画は、文字通り全方向を撮影します。これにより、従来の撮影時に考える「構図」の概念が不要となり、新鮮な体験ができました。単に録画を開始するだけで、周囲のさまざまな出来事を完璧にキャッチできるので、大切な瞬間を逃す心配がありません。非常に便利だと感じました。

気になった点|露出の異なる環境に弱い

撮影した動画の切り抜き画像を見ると、室内と空の露出の違いが大きく、空の青が白とびしているのが分かります。室内にいる人々に露出を合わせた結果、このような影響が生じました。360度撮影ではさまざまなシーンが写り込むため、全体の露出をバランスよく合わせるのは難しく感じます。

しかし、解決策として先ほど紹介した「アクティブHDR撮影」モードを利用することで、より高品質な動画が撮れる可能性が高まります。

気になった点|本体の熱

手で触ると、確かにカメラ本体の温度が高いのがよくわかる。夏の暑い時期は熱暴走が気になりそう。

360度の撮影処理に伴い、カメラの本体温度が若干上昇することが感じられました。持っても熱すぎるという程ではないものの、内部には一定の負荷がかかっている可能性が考えられます。長時間の連続撮影では熱暴走のリスクも考慮する必要があるかもしれません。

気になった点

この1週間のX3の使用は全て本体を手に持っての撮影でした。360度動画は、2枚の魚眼レンズを組み合わせることで撮影をしている特性上、どうしてもカメラに視界部分が大きく映ります。本体を手に持って撮影した場合は、持っている手が画面内を占有してしまうことが多く、ちょっと勿体無い部分が大きいと感じました。

ここで役立つのがアクセサリーとして発売されている「見えない自撮り棒」を使うことで自分と本体の距離を保て、この問題は解決できそうです。

今回のレビューでは間に合いませんでしたが、実は追加でこの「見えない自撮り棒」も試す機会を頂いたで、後々のレビューで感想をお伝えできればと思っています。

気になった点|編集の技術

360度動画を撮影したら、家族と共有したり、SNSにアップするために見やすく編集したくなりますよね。

Insta360 X3にはスマートフォン向けの専用アプリ「Insta360」が用意されており、このアプリで手軽に編集が可能です。Bluetooth接続すると、カメラの撮影データが自動的にアプリに読み込まれます。画角の調整、トリミング、色調整、音量やスピードの変更など、基本的な編集がスムーズにできます。さらに詳細な編集が必要な場合は、PCの専用アプリ「Insta360 Studio」を利用することができます。

私自身も、このアプリを始めて使う段階で、多彩な機能をもっと使いこなせるよう学んでいきたいと考えています。

しかし、一つ感じたのは、360度動画の編集は普通の動画編集とは少し異なる点が多いです。データ量が多いため、細かな編集をする場面が増え、手軽に感じる編集ではない印象を受けました。

これに関する編集テクニックやノウハウについては、次回のレビューで詳しく取り上げたいと思います。

Insta360 X3がおすすめな人は?

Insta360 X3は未開拓の可能性を秘めた360度カメラです。特に「その場の雰囲気や臨場感を伝えたい」という人には最適です。私が旅行の動画を編集する際も感じたのは、通常のカメラでは得られない視点からの撮影が可能となり、編集時に予想外のシーンが楽しめました。編集には少し時間がかかるかもしれませんが、その過程を含めて、このカメラは非常に楽しい体験を提供してくれると思います。

Insta360 X3 レビューまとめ

Insta360 X3のファーストインプレッションを元に、感じたことを率直にレビューしました。

まだX3の全ての機能を詳しく触れていませんが、今後も長期的に使いながら、より深くその魅力を探っていきます。

Insta360 X3に興味を持っている方々に、このレビューが購入の一助となれば嬉しいです。

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