ゆった
2022年9月、今年もアップルイベントが行われました。
Apple Watch Ultra、新型AirPods Pro、そしてiPhone14シリーズの発表と盛りだくさんの内容でしたね。
さて、今年の新型iPhone14 Proに乗り換えようと思っている筆者ですが、その理由は最新のカメラを使いたいからなんです!
この秋に生まれる新しい命を、とにかく美しく記録したい。それ一点での購入が目的です。
今回は、イベントで発表されたiPhone14 Proの魅力的なカメラ機能についてまとめてみましたので、新しいiPhoneのカメラ機能について気になってる方の参考になりましたら幸いです。
iPhone14 Proの基本スペックとカメラ機能。
ここではiPhone14 Proのカメラ機能に特化してお伝えをしていくつもりですが、基本的な性能のみ簡単におさらいをしておきましょう。
今回のiPhone14 Proの魅力は3点
・Dynamic Islandのデザイン
・A16 Bionicと性能
・48MPメインカメラ
になるでしょう。
Dynamic Islandのデザイン
iPhoneシリーズといえば、2017年のiPhone Xシリーズより採用されてきた画面上部にあるノッチ(カメラ部分の黒い枠)が今では当たり前の存在でした。iPhone14 Proシリーズからついにそのデザインが廃止され、パンチホールディスプレイが採用されることになりました。
これに伴い新しく設計されたソフトウェアのデザインである「Dynamic Island」が画期的で、Proシリーズを選ぶ理由にもなりそうです。
A16 Bionicと性能
iPhone14 Proシリーズのみに搭載される新しいAppleのチップA16 Bionic。
4nmプロセス、2つの高性能コアと4つの高効率コアで構成される新しい6コアCPUととにかく頭が良い。
常時表示ディスプレイ対応ProMotion、AppleのディスプレイPro Display XDRと同水準のHDRピーク輝度を持ち、最大輝度は2,000ニトと明るく高精細なディスプレイに仕上がっています。
48MPメインカメラ
カメラ部分にはPhotonic Engineという専用のチップが搭載され、
・暗所での撮影性能が大幅に向上
・第2世代センサーシフト光学式手ぶれ補正
・より強力な手ぶれ補正「アクションモード」
・48MPのProRAWビデオ撮影
・シネマティックモードが30fpsの4Kと24fpsの4Kに対応
クアッドピクセルセンサー、48MPメインカメラ、ProRAW撮影。
それではカメラ性能について一つ一つ振り返っていきたいと思います。
まずお話ししたいのは新開発されたクアッドピクセルセンサーシステム、4800万画素のレンズ、ProRAW撮影についてです。
クアッドピクセルセンサー
クアッドピクセルセンサーとは、簡単に言ってしまえばより多くの光を取り込み撮影するための仕組みのことです。本来の光を取り込むための基盤をさらに4分割することで、状況に応じて4つの画素を1つのクアッドピクセルとしてまとめて4倍の光を取り込むことができます。
iPhone13 Proシリーズのセンサーよりも65%も大きくなり、暗所での撮影した写真の画質は最大で2倍向上するようです。
ProRAW撮影
クアッドピクセルセンサーにて撮影されたデータは、通常時12MPで記録がされます。
ProRAW撮影とは、最大48MPものデータ容量で記録することが可能になります。
ProRAW撮影、48MPで撮影したデータであればより大きなサイズの写真を印刷することも可能であり、写真をトリミングする際にもデータの解像度を維持したまま拡大することができるなどのメリットもあります。
3つのレンズと4つの焦点距離について。
続いてProシリーズのみに搭載されている3つのレンズから得られる4つの焦点距離についてみていきたいと思います。
写真撮影、動画撮影の幅がぐんと広がってiPhoneでの撮影が一層楽しくなりそうな内容です。
超広角カメラ/13mm/F2.2 12MPセンサーFocus Pixels対応
広角レンズは焦点距離13mm相当とかなりのワイドアングルです。もちろん風景をワイドに切り取って壮大な景色の写真を撮るのも良いですが、ワイドレンズはVlogの撮影にも向いています。F値は2.2とメインカメラには劣るものの、野外、室内ともに十分に撮影できる明るさです。
また、ワイドレンズはFocus Pixels対応に対応しておりマクロ撮影が可能です。物や人にかなり寄って撮影できるので詳細なディティールを伝えるにピッタリです。
広角カメラ:24mm相当F1.78。48MPクアッドピクセルセンサー、第2世代センサーシフト式光学手ブレ補正
メインカメラの画角は今回から24mmへと変更され凡庸性の高い画角となっています。F値は1.78とiPhone13 Proよりは暗くなっていますが、クアットピクセルセンサーなどの内部処理の向上により劣らない性能を発揮すると思います。
光学式手ぶれ補正も第2世代のものへとアップデートされており、歩きながらでも揺れのない動画が撮影できます。
そして48MPでのProRAW撮影に至っては、画質を落とさずに2倍のズーム画角での撮影も可能。今までのiPhoneにはなかった新しい撮影方法で使うのが楽しみな機能の一つになります。
望遠カメラ:77mm相当F2.8。12MPセンサー。光学手ブレ補正
望遠側のレンズは77mm相当の3倍ズームでの撮影ができます。
F値は2.8で広角、メインレンズには劣ります。暗所での使用にはあまり向かないと思いますが、手ぶれ補正機能はついており、A16 Bionicの性能がどこまで質を落とさず撮影ができるのかが見ものです。
シネマティックモードが24fps 4K HDRに対応。
シネマティックモードも前作iPhone13 シリーズからアップデートが成され、いよいよ本領発揮といったところです。
それが24fps 4K HDRでの撮影に対応したという点です。
シネマティックモードとは。
シネマティックモードはiPhone13シリーズから搭載された機能で、被写界深度と言われる背景のボケを任意に設定して撮影ができる機能です。
私の所有しているiPhone12 miniではこの機能がなく試したことがないので非常に楽しみにしています。
人の顔や物などのフォーカス点も撮影後に後から自由に変えられるという機能はiPhoneで動画の撮影、はたまたiPhoneでの映画の撮影をも可能にする画期的な機能です。
24fps4KHDRとは。
今回のiPhone14 Proでは、このシネマティックモードがさらに進化しました。それが24fpsや30fpsでの4K撮影ができるようになったこと。
24hps、30fpsとは動画撮影におけるフレームレートのことを言います。要するに動画1秒間の間に何枚の写真を撮影しているのかを表しています。
そして、4Kというのは映像の画面解像度を表しており、従来主流であったフルHD画質の4倍の高画質で撮影が可能です。
高画質である4Kの映像で、24hps、30fpsの撮影ができるメリットは、より映画に近い映像が撮影できる点です。
映画というのは24fpsで撮影されており、それが4Kの高画質に対応したので撮影の幅が大幅に広がったんですね。
映画だけでなくYouTubeに上げられているちょっとおしゃれな動画はこの24fpsで撮影されているものが多くありますよ。
ジンバル要らず、最強の手ぶれ補正アクションモードとは。
個人的に一番おおっと身を乗り出したのが、手ぶれ補正の強化機能アクションモードです。
イベントの映像では走りながらでもアクションカメラに劣らない手ぶれ補正の精度を確認することができました。
新機能アクションモード
アクションモードはその名の通り、アクションカムに負けない強力な手ぶれ補正をiPhoneでの撮影時に処理をすることができます。
走りながらの撮影、オフロードを車で走りながらの車載動画、さまざまなアクティビティの中でもより強力で滑らかな映像を撮ることができるでしょう。
使用に制限はあるのか実際に試してみたい
もはやジンバルいらずの手ぶれ補正であるアクションモード。ここまですごい手ぶれ補正を処理するには、撮影時の内部処理にも負荷がかかると思われます。
一般的に強力な手ぶれ補正下では、画角や解像度に制限が出てきますので使い勝手に支障が出てくるのか購入後にぜひ確認をしていきたいところです。
iPhone14 Pro進化したカメラ機能の魅力まとめ。
以上iPhone14 Proシリーズのカメラ性能についてイベントをもとに振り返ってみました。
すごいですね、カメラ性能について語るだけでこのボリュームです。
個人的にiPhone14 Proへの買い換え理由としてカメラの性能をあげていましたが、想像以上に魅力的な内容になっておりこれは早く手に入れて、早く撮影に勤しみたいとワクワクしております。
さて、iPhone14 シリーズの予約は本日21時から、発売は9月16日からとのことですので早速準備をしなければなりません。
このブログでは、購入するiPhone14 Proに関する記事を引き続きアップして参りますのでまた読みに来ていただけると嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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