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Nothing Ear (2)レビュー|強化されたノイズキャンセリングとユーザーカスタマイズ性が魅力!

副業ブロガーのゆった(@yutta_yukisaki)です。

ガジェット好きの間では、Nothing社はすっかりおなじみの存在となっています。

2021年8月にear(1)がお披露目され、スケルトンデザインの斬新なデザインが目を惹き注目を浴びました。2022年には、快適なつけ心地を追求したハーフインイヤー型のEar(stick)が発売。そして、2023年3月に、Ear(1)からの進化を遂げたEar(2) ホワイトモデルが発売されました。

今回は2023年7月、新色のEar(2) ブラックが登場に際し、Nothing社から製品を提供していただきました。そこで今回は、私の所有しているEar(1)との比較を交えながら、Ear(2)のデザインや機能の進化をご紹介していきたいと思います。

ご提供品

この記事は、Nothing 様からご提供いただいた製品を、筆者の本音でレビューを書いています。

Nothing Ear(2)のデザイン・特徴

Nothing Ear (2) の特徴

・11.6mmのダイナミックカスタムドライバー搭載

・44.5gの軽さ、快適な装着感

・24bitハイレゾオーディオ認定

・カスタマイズ性が高くユーザーの好みの音質に設定できる

・進化したノイズキャンセリング機能

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アンボックスシング-開封-

Nothingのプロダクトといえば、一度きりの体験である紙を破るパッケージがお馴染みです。Ear(2)でもこの特徴が受け継がれており、今回はパッケージの横を一周繰り抜く仕様に変更されています。

蓋を開けると、まず目に飛び込んでくるのは専用アプリへのリンクのためのQRコードです。後で設定をしていきますが、専用アプリ「Nothing X」ではイコライザーの設定が前作よりも細かくできるようになりました。各ユーザーに合わせてチューニングする「パーソナル サウンド プロファイル」により自分好みの音質に調整することが可能になります。

内容物には、USBシーケーブルは1本同梱されていますが、長さはそれほど長くありません。また充電器本体は付属していません。有線充電は約10分の充電で8時間の音楽再生が可能です。さらに最大2.5WのQiワイヤレス充電にも対応しています。

イヤーチップも3つのサイズが用意されています。自分の耳に合っているかを確認するために、「イヤーチップのフィット試験」が行えます。これにより、最適な装着感を見つけることができます。

では、本体をご覧ください。

Ear(2)のカラーはブラックです。スケルトンデザインは健在で、前作Ear(1)のデザインを引き継いでいます。

素晴らしいですね。細部に至るまで作り込まれているデザイン性の高さを感じることができます。本体とケースの比較を以下で見ていきたいと思います。

Nothing Ear(2)とEar(1)との比較

それではEar(1)を比較対象に用いて、比較してみましょう。

イヤホン本体のデザイン

イヤホン本体はほとんど見た目に違いがありません。両者とも片耳につけるとわずか4.5gで、耳につけていることを忘れてしまうくらい軽いです。

ただし、唯一の違いとして、マイクの位置が変更されているようです。この変更により、マイクを使って通話する際の風切り音の問題が改善されるようになります。

ケースのデザイン

続いて、ケースの比較です。

新しいEar(2)のケースは、一回り小さく、薄くなりました。

プラスチックの厚みが増したear(2):左
裏面はフラットから凹凸のあるデザインへ変更

デザインには大きな変更はありませんが、プラスチックパーツの構造が前作とは少し異なることがわかります。

性能面の比較

性能面は強化されています。

主要強化点は2つあります。

  • ユーザーカスタマイズ性の強化
  • ノイズキャンセリングの強化

「ユーザーカスタマイズ性の強化」により、ユーザーの好みに合った音質に設定が可能となりました。

約5分間の聴覚テストを行うことで、ユーザーが最も心地よいと感じる最適な音質が導き出されます。そして、その結果に基づいてヒアリンIDが作成されるのです。

2つ目が「ノイズキャンセリングの強化」です。

体感できる大きな違いに「ノイズキャンセリング性能」も挙げられます。新しいモデルでは、ノイズを取り込む帯域が最大40dBに広がり、これによりノイズキャンセリングが強化されました。

さらに、3段階のノイズキャンセリングの強さに加え、アダプティブモードが追加されました。このモードでは周囲のノイズに合わせて自動的にノイズキャンセリングの強弱が調整されるため、使い勝手が大幅に向上しています。

Nothing Ear(2)を実際に使ってみた感想

ノイズキャンセリング機能の進化を感じるケースの傷は目立つ
ノイキャンのオンオフの音が心地よい価格が2万円台になった
パーソナルサウンドプロファイルで自分好みの音質へ
10分の充電で8時間の再生が可能
良かった点、気になる点

実際に使用して気づいた点をお伝えしていきたいと思います。

良かった点

Nothing Ear(2)は、今や必需品となったノイズキャンセリング機能がより魅力的になったと感じました。

私が設定しているアダプティブモードでは、周囲のノイズに合わせて自動的に調整されるため、自然な遮音効果を感じることができ、長時間使用しても疲れにくい印象です。特に、ノイズキャンセリングの切り替え音が独特で、オンにすると水中に潜るような音が響き、オフにすると集中の線がほどけるようなため息が聞こえるところが気に入っています。このような洒落た仕様は他の製品にはないNothing社の面白さと魅力だと感じます。

Nothing Ear(2)は他の製品と比べて使いやすさに優れているのも魅力の一つです。イヤーチップのフィッティングから、パーソナルサウンドプロファイルによる音質の設定まで、自分に合った使い方ができるように工夫されています。自分が心地よい音を作り上げるための細かな設定ができることで、使い始めると手放せないアイテムに変わっていく感じが魅力的です。

Nothing Ear(2)は忙しい日々にも便利なアイテムです。なぜなら、充電スピードとバッテリーの持続力が強化されているからです。ケース込みで最大36時間の音楽再生が可能なので、毎日充電する必要がありません。さらに、たった10分の充電で8時間の再生ができるのです。わずかな時間でバッテリーを補充できるので、出かける前にちょっと充電すれば1日中バッテリー切れの心配なく使い続けることができますね。

気になる点

約1年間使用したNothing Ear(1)のケースは割れてはいないものの、擦り傷が目立ってしまっています。Nothing Ear(2)のケースはどこまで耐えられるのか気になります。スケルトンデザインのケースは傷に対してやや神経を使う必要があります。

さらに、前作Nothing Ear(1)は14,500円(税込)で販売されていたのに対し、Ear(2)は22,800円(税込)とやや高めの価格になっています。高品質なプロダクトであることは理解できますが、1万円台で手に入る魅力は失われてしまったと感じる点が残念です。

Nothing Ear(2)がおすすめな人

Nothing Ear(2)がおすすめなのは以下の人でしょう。

Nothing Ear(2)がおすすめな人は?

・ノイズキャンセリング機能を重視する人

・カスタマイズ性を重視する人

・軽量で快適な装着感を求める人

・高品質なイヤホンを求める人

Ear(2)は強化されたノイズキャンセリング性能を備えており、周囲の騒音から快適な音楽や通話を楽しみたい方に適しています。以前のモデルで感じていたやや弱いと思われたノイズキャンセリングは、状況に応じて強さを設定でき、効果もしっかりと発揮されるのを実感できます。Nothing Xアプリを使って設定するヒアリングIDにより、自分に心地よい音質で音楽を楽しむことができるため、製品を使い続けたいと思えるのも大きな魅力です。

Nothing Ear(2)は前作よりも価格が高くなっていますが、デザインや機能性ともに高品質なプロダクトを求めるのであれば、十分に適正価格であり、購入の価値があると思います。

Nothing Ear(2)レビューまとめ

以上、Nothing Ear(2)の開封と、レビューを書いて参りました。

他にはないスケルトンのデザイン、ノイズキャンセリングや、カスタマイズに特化したNothing Ear(2)に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。

使うことが楽しく、心地よさのあるワイヤレスイヤホンです。ぜひ一度試して頂きたい製品です。

最後までお読み頂きありがとうございました。この記事が購入のための参考になりましたら幸いです。

Nothingの公式プロダクトページはこちら

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