今回はアークテリクスから発売されている「グランヴィル ショルダーバッグ」のレビュー記事になります。
グランヴィルシリーズのミニマルなデザインを受け継いだこのショルダーバッグは8Lの容量を備え、完全防水の生地、構造をもっています。
デザインに惚れて購入しましたが、実際の使い勝手もよかったので使用感を踏まえてレビューをしていきたいと思います。
アークテリクス グランヴィル ショルダーバッグのデザイン
まずはデザインからご覧ください。
容量 | 8L |
重さ | 500g |
寸法 | 高さ:29cm、幅:43.3cm、奥行:30.8cm |
素材 | 堅牢で防水性に優れたN400r-AC² ナイロン リップストップ |
サステナビリティ | リサイクル素材を30%以上含む原料を使用 |
価格 | 税込17,600円 |
グランヴィルショルダーバッグはやや横長のデザインのショルダーバッグです。シームレスなデザインの蓋と止水加工された前面収納ポケットは凹凸のないミニマルなデザインです。ハンドル部分と連動しているナイロンのパーツにより、バックパック自体の強度を保つ役割と、デザインのアクセントが兼任されています。
アークテリクスといえば始祖鳥のロゴです。バッグの下部に控えめに印字されています。
側面もとてもミニマルなデザインになっており、他のグランヴィルシリーズ同様に外部ポケットは備わってません。
続いては背面側のデザインです。
背面にもポケットはありません。
細かいですが、本体とショルダーの連結部がちょっと凝った作りになっているのがわかるでしょうか。
負荷のかかる部分なので、補うためのプロダクトデザインなのでしょう。私はここに「Clipa2」を引っ掛けられるので重宝して利用しています。
ショルダーには柔らかいメッシュのクッションが採用されていて、肩にかかる負担を軽減してくれます。通気性があるのが見て取れ、夏場での使用でも蒸れを軽減してくれます。長さの調節が左右のどちらからも行えるので、適正位置にクッションを合わせることができるので、誰にでもフィットさせることができるのは安心です。
グランヴィル ショルダーバッグには短いハンドルが付いています。前側と後ろ側で長さの違うハンドルなのですが、持ったときに同じ長さになるようにデザインされていて面白さを感じます。
では、内部のデザインをご覧ください。
メイン収納部分はご覧のように、白を基調としたインテリアデザインをしています。内部のカラーが明るいと視認性が高く、物を探すのに見やすいという利点がありますね。
汚れに強い加工がされており内部の水濡れも弾くような素材になっています。
内部は伸縮性のある素材が特徴のポケットが付いています。最低限の整理ができる程度の作りですが、一つあれば私は十分で財布、サングラス、AirPods Proなどを入れています。伸縮性があるので製品の形にとらわれずに収納することができます。
メイン収納以外の唯一のポケットは前面にある縦に開くジップのポケットです。ここは決して大きな収納部分ではありませんが、よく取り出すアイテムであるスマホや財布を収納しておくのに重宝しそうです。私が所有しているスマホ「iPhone14 Pro」を縦のまま収納することができますが、これ以上大きなスマホは収納が難しいかもしれません。
内部には赤の紐で目立つキーフックが付いています。これも今までのグランヴィルシリーズのデザインを受け継いでいますね。
スポンサーリンクアークテリクス グランヴィル ショルダーバッグのレビュー
それでは実際に使用してみた感想を良かった点、気になった点としてまとめてみました。
まずは容量8Lという絶妙なサイズ感です。
iPad miniを中心としたコンパクトなガジェットを持ち運ぶ私が探していた最適なサイズ感です。
普段バックパックに入れている持ち物は基本的に全て収納することができています。
iPad miniを持ち運ぶのに適した用途で購入をしましたが、MacBook Pro14インチも収納できてしまったのでこれはラッキーでした。ただ、PCを収納すると他のアイテムを入れるスペースはだいぶ少なくなると思っていたほうが良いと思います。
続いては開閉システムであるマグネット機構が優秀でした。メイン収納部はマグネットにより開閉する蓋と、止水ジップのファスナーによる二重の戸締りができます。
私は止水ジップは常に開いた状態にしており、マグネットによる蓋のみで蓋をしています。このマグネットの開閉の着脱感がとても心地が良く使っていると癖になってしまいます。蓋を閉めてしまえば収納物へのアクセスはできませんので不要な物の飛び出しはありません。満員電車や、人の多い環境で、防犯上心配な場合や、雨の侵入が気になる場合のみジップを閉める運用をしています。
身体に密着した状態で身につけるショルダーバッグですが、夏場は汗で不快に思うこともあります。グランヴィルショルダーバッグには、ささやかながら持ち手が付いているのが便利です。
持ち方を変えられるだけで、バッグの使い勝手が向上します。
グランヴィルショルダーバッグは手持ちで持っても様になるかっこよさがありますね。
続いては、使っていて感じた気になった点もお伝えをしていきたいと思います。こちらも購入の参考にしていただければと思います。
と言っても大きな懸念点は無いのですが、2点ほど感じたことがありました。
1点目は、ショルダーストラップにバックルが付いていたらより便利なのにと個人的に思いました。私はショルダーバッグを身体の高い位置で密着させて身につけています。ショルダーの長さを短くしているのでバッグを身体に通す際に窮屈になります。メッセンジャーバッグのように使いたい場合、取り外し可能なバックルがあるとより便利に使えるなぁと感じました。
もう一点は、バッグの底面が丸いため、自立しない点です。バッグを床に置く際は倒れてしまいますね。
しかしながらこの点に関して言えば今や定番ですが「Clipa2」をいつもバッグに取り付けていますので問題は解決済みと言って良いかと思います。
正直、不満はありません。
先日の突然の雨もグランヴィルの完全防水の生地であればなんのためらいもなくバッグを濡らせます。
デザインと機能性を合わせ持つ、素晴らしいショルダーバッグです。
私はどうやらこのグランヴィルシリーズがとても好きなようです。
アークテリクス グランヴィル ショルダーバッグはこんな人におすすめ。
アークテリクス グランヴィル ショルダーバッグは「バックパックよりもコンパクトに日々の持ち物を運ぶための機能的なカバンを探している」人におすすめです。
通勤通学バッグの主流は16〜20Lほどの容量のものが人気です。8Lのバッグは日々の持ち物を厳選している人には適した容量ですが、荷物の多い人が選ぶには難しい選択肢にはなると思います。
防水機能、ショルダーと手持ちの2Way、心地の良いマグネット開閉システム、ミニマルなデザイン、非常にタフであるのもアウトドアブランドならではの魅力です。
※人気製品のためオンラインストアは在庫薄の状態が続いているようです。
アークテリクス グランヴィル ショルダーバッグ レビューまとめ
リニューアルされたアークテリクス グランヴィルシリーズ。その中ラインナップから発売されている「グランヴィル ショルダーバッグ」をご紹介して参りました。
以前所有していたバックパックのデザインもリニューアルしており気になっています。30Lと大型のトートバッグも加わり今シーズンのグランヴィルシリーズは盛り上がりを見せていますね。
購入したばかりでまだまだキレイな状態なのですが、
これから使い込んで味が出てくるのを楽しみにしています。
久しぶりにワクワクしたバッグに出会うことができました。
現在愛用しているバックパックはハイパーライトマウンテンギアというブランドのものです。こちらは「日常使いにハイパーライトマウンデンギア デイブレイク1年間使用レビュー」の記事で詳しくご紹介しています。
毎日持ち歩いているバッグの中身は「30代メンズのカバンの中身を紹介。毎日持ち歩いているガジェットたち。」の記事で随時更新しています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
【ミニマルデザイン】アークテリクス グランヴィル16 レビュー。 ハイパーライトマウンデンギア デイブレイク使用レビュー EDC|30代メンズのカバンの中身を紹介。
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