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【CMF by Nothing】Watch Pro レビュー。Apple Watchとの違いは?

この記事を読んでわかること

・CMF by Nothing 「Watch Pro」はどんなスマートウォッチなの?

・Apple Watchと比べた使い勝手を知りたい!

副業ブロガーのゆった(@yutta_yukisaki)です。

本日は話題のスマートウォッチCMFのWatch Proのレビュー記事となります。Apple Watch愛用者である私が初めて他社ブランドのスマートウォッチを使ってみました!

価格が1万円台でこのデザイン性、とても魅力的なスマートウォッチと話題の製品です。

実際に使用したレビューと、Apple Watchとの比較を交えながら詳しくお話ししてきたいと思います!

この記事が「Watch Pro」購入の参考になりましたら幸いです。

ご提供品

こちらの製品は 様より製品をご提供いただいたものを、筆者の感じたことを本音でレビューしています。

CMF by Nothingとは

CMFは、テクノロジー企業Nothingのサブブランドとして立ち上げられたブランドです。CMFの名称は、「Color, Material, Finish」(色、素材、仕上げ)の略で、製品の最終的な仕上がりにおけるデザインのアイデンティティを大切にしています。

CMF by Nothingは、革新性デザインにおいて市場での位置づけが注目されています。Nothingメインブランドに比べてコストパフォーマンスに優れている一方で、デザインやユーザーインターフェース(UI)においても高い満足度を提供する高品質な製品を市場に提供しています。

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CMF by Nothing「Watch Pro」のとApple Watchの比較|デザインと特徴

特徴CMF by Nothing Watch ProApple Watch Ultra 2Apple Watch Series 9 (41mm, アルミニウム, GPS)Apple Watch Series 9 (41mm, アルミニウム, GPS+Cell)Apple Watch Series 9 (41mm, ステンレススチール)Apple Watch Series 9 (45mm, アルミニウム, GPS)Apple Watch Series 9 (45mm, アルミニウム, GPS+Cell)Apple Watch Series 9 (45mm, ステンレススチール)
ケースサイズ46.9 x 39.87 x 12.89 mm49 x 44 x 14.4 mm41 x 35 x 10.7 mm41 x 35 x 10.7 mm41 x 35 x 10.7 mm45 x 38 x 10.7 mm45 x 38 x 10.7 mm45 x 38 x 10.7 mm
重量31.1g61.4g31.9g32.1g42.3g38.7g39.0g51.5g
素材アルミニウム合金チタニウムアルミニウムアルミニウムステンレススチールアルミニウムアルミニウムステンレススチール
CMF by Nothing Watch ProとApple Watchシリーズのスペック比較

デザイン面の比較

CMF by Nothing Watch ProApple Watchシリーズの比較に移ります。Watch Proのケースサイズは46.9 x 39.87 x 12.89 mmで、Apple Watchの中で一番大きいApple Watch Ultra 2(49mm)に次いで大きいです。私の所有するApple Watch 40mmと比べると、Watch Proはかなり大きく感じられます。

ケースの重さを見ると、Watch Proは31.1gと非常に軽量です。これは、Apple Watch Ultra 2の61.4gと比べると約半分の重さになります。パッケージを開けた際に感じた軽さは、この数値からも納得がいくものです。

素材については、アルミニウムが使用されており、Apple Watchのアルミニウムケースと類似した印象を受けます。

Watch Pro と Apple Watch 40mmケースの比較

ケース本体は四角いデザインを採用しており、フラットなディスプレイが特徴的です。Apple Watchの中ではApple Watch Ultra 2が最も類似したデザインを持っています。

ボタンは一つ右側中央に配置。クラウン式ではなく押し込み式でApple Watchとの違いがある。

ディスプレイの右側には、Apple Watchの回転式クラウンとは異なる、押し込み式のシンプルなサイドボタンがあります。

裏面にはセンサーと上部には充電用の接続端子もある。

裏面には加速度センサー心拍数および血中酸素飽和度センサーが組み込まれており、充電のための金属面もあります。

そして、ストラップに関しては、取り外し可能な22mm幅のシリコン製ストラップが採用されています。これは、Apple Watchに比べて、既存の22mmのピンタイプのバンドを使用できるため、凡庸性が高いと言えます。

ストラップはシリコン製。22mm幅のバネ式のため他製品との互換性がある。

付属しているバンドはシリコン製で、Apple Watchシリーズのスポーツバンドに似ています。ベルトは内側へ収納するタイプです。

機能面の比較

Watch Proの1.96インチAMOLEDディスプレイは、時刻表示はもちろん、フィットネス追跡、スマート通知など、様々な情報を表示することが可能です。

文字盤は「InfoHub」を選んだ。時刻、歩数計、天気、心拍など多くの情報をディスプレイに収めることができる。

文字盤は59種類が提供されており(※アップデートにより追加されている)、好きな写真をカスタム文字盤として設定することもできます。しかし、コンプリケーションの情報の変更やカラーの変更はできません。CMF Watchアプリを通じて文字盤をダウンロードする必要があり、本体に保存できる文字盤の数には制限がある点に注意が必要です。

CMF by Nothing「Watch Pro」とApple Watchとの比較|実際の使用感

良かった点気になった点
大きくて明るい文字盤充電には専用端子が必要
14日間充電不要のロングバッテリー交通系IC未対応
軽さ純正バンドの長さ
シンプルな機能常時点灯ディスプレイではない
Watch Proの良かった点、気になった点

それでは普段Apple Watchユーザーである私の実際の使用感についてお話ししていきたいと思います。上記、良かった点と気になった点をご参照ください。

文字盤

1.96インチサイズと、600ニットの明るさを持つモニターディスプレイ。

Watch Proのディスプレイは、Apple Watchに似たスクエア型で、1.96インチのサイズと600ニットの明るさを持っており、視認性が非常に高いです。この明るく大きなディスプレイは、日常的な使用で情報を読み取りやすくします。

CMF Watchアプリでから豊富なラインナップの文字盤を選べる

専用アプリ「CMF Watch」を通じて、多彩な文字盤をダウンロードすることが可能です。アナログ風のデザインから、情報量の多いマルチファンクション文字盤まで、好みに応じて選べます。特に、「InfoHub」というマルチファンクション文字盤は、時刻、月と曜日、カロリー、歩数、バッテリー残量、天気と気温、心拍数など、様々な情報を一目で確認できるため、私はこれを好んで使用しています。

デザイン面では、ドット表示されるアイコンや文字が特に魅力的で、日常的に文字盤を眺めるのが楽しくなります。ただし、Apple Watchのような高度なカスタマイズ機能はありませんが、基本的な情報は網羅されており、カスタマイズをしなくても十分に機能的です。

文字盤の表示について、残念ながら常時点灯ディスプレイはサポートされていません。手首を上げた時に表示が起動する時間は調整可能ですが、常に時刻を表示する設定はできないため、Apple Watchの常時点灯ディスプレイに慣れている方には少々不便に感じるかもしれません。

常時点灯はできないが、腕を持ち上げると瞬時にディスプレイがつく。

充電に関する印象

Watch Proの公式バッテリー寿命は、一般的な使用条件下で約13日間とされています。これは画面の明るさ設定、Bluetoothの使用、アプリの使用頻度、常時表示設定の有無など、様々な条件によって変動します。

充電のコネクタは裏面のセンサー上に搭載。専用のケーブルと金属の磁器により接着。

私が実際に使用した結果、パッケージを開封して起動した状態の97%から、1週間後には30%に減少しました。充電が0%になったのは、使い始めてから11日後でした。この期間、入浴時を除きほぼ常に着用していました。

私の使用しているApple Watchでは、毎日の充電が必要でしたので、充電の頻度が低いという点には特に驚きました。特に健康ログの計測には、ロングバッテリーの恩恵を感じています。Apple Watchでは断念していた睡眠ログの計測も、Watch Proなら安心して続けることができました。

初めは専用端子での充電が懸念点でしたが、充電の頻度がこれほど低いと、充電方法についてはあまり気にならなくなりました。長いバッテリー寿命が、その少し特殊な充電方法を補って余りあるメリットをもたらしています。

デバイス充電中の画面はシンプル。

プロダクトデザインに関する印象

Watch Proは、ケースの大きさに対しての軽さがとても印象的でした。一日中腕に付けていても疲れる感覚がなく、特にApple Watchと比較すると、重さの違いが明確で、軽量でありながら大きな文字盤を持つことが大きな強みです。

アルミニウム製のケースについてですが、私が所有しているステンレス製のApple Watchと比較すると、質感はやや異なります。ステンレススチールに比べて、アルミニウムは軽くても高級感には劣るかもしれません。しかし、毎日気軽に使用できるという点では、アルミニウム製のWatch Proが優れていると感じました。

重さと大きさのバランスが優れていること、そして日常的に快適に使用できるデザインは、Watch Proの大きな魅力です。Apple Watchの同サイズモデルと比較しても、軽量でありながら情報をたっぷりと表示できる大きな画面は、多くのユーザーにとって魅力的なポイントと言えるでしょう。

2つの懸念点

・交通系ICなどの電子マネー決済への未対応

私が実際に使用してみて一番気になったのは、交通系ICなどの電子マネー決済に未対応であることです。普段からICカードを登録して使っていたApple Watchと比較すると、この点は大きな不便と感じました。この機能がアップデートや次期モデルで対応されれば、Watch Proへの乗り換えも検討できると期待しています。

付属されていた純正バンドの使いにくさ

もう一つの懸念点は、付属していた純正のシリコン製バンドの長さです。私の手首には少し長すぎて、バンドの先端が余ってしまいます。一番小さい穴に通すと、センサー部分に被ってしまうほどです。ジャストサイズで身につけたい私にとっては、少し余分です。しかし、幸子の点は22mmの市販ベルトに交換すれば簡単に解決できそうです。

CMF by Nothing「Watch Pro」はこんな人におすすめ

以上、CMF by Nothingのスマートウォッチ「Watch Pro」のレビューをお届けしました。このWatch Proがおすすめな人は、時計機能健康ログのみのシンプルな機能をウォッチに求める人です。

Watch ProApple Watchと比較して、特別高機能とは言えません。カスタマイズ性は限られており、外部アプリケーションの取り込みもありません。

しかし、備えられたシンプルな機能を楽しむウォッチであり、運動パターンに合わせた設定は豊富です。健康管理面でも、心拍、血中酸素、睡眠、ストレスなど複数のカテゴリが用意されており、十分に活用できます。

特に大きな魅力は、10,000円台で購入できるコスパの良さです。初めてスマートウォッチを手にする方にもおすすめ。また、iOS端末、Android端末のどちらにも対応しているので、幅広いユーザーが利用可能です。

交通系IC未対応という点は一つの弱点ですが、それを差し引いても、お洒落なデザインと使いやさで、多くの人に魅力的なスマートウォッチです。

CMF by Nothing「Watch Pro」レビューまとめ

いかがでしたでしょうか。Apple Watch愛用者である私が、久しぶりに他ブランドのスマートウォッチである「Watch Pro」を実際に使用したレビューでした。

重複しますが、交通系ICの機能が付与されれば、Watch Proは本当に満足できるスマートウォッチに仕上がると考えています。文字盤のUIはシンプルでわかりやすく、ディスプレイの反応も滑らかで、使い心地の良さはさすがNothingブランドと言えます。

この記事がCMF by NothingのスマートウォッチWatch Proの購入を検討している方々にとって参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。このレビューがあなたの購入決定に役立つ情報を提供できていれば、とても嬉しいです。

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