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Marshall MILTON A.N.C. レビュー|新製品ローンチイベント潜入でわかった、Marshallを選ぶ理由

※本記事は渋谷 WWW Xでのローンチイベントにご招待いただき、製品提供を受けて作成したPR記事です。記事内の感想は筆者個人のものです。

街で見かける、あの一際かっこいいデザインのヘッドホン。気になってはいたけれど、正直よく知らない——Marshall(マーシャル)に対して、そんな距離感を持っていました。ヘッドホンやスピーカーに縁がなかったわけではなく、個人的に好きなオーディオブランドもあります。それでもMarshallにだけは、なぜか手を伸ばせずにいました。それは「Marshallは“演奏する人”のためのブランドだ」という先入観が、ずっと頭にあったからです。

会場:渋谷 のライブハウスWWW Xにてローンチイベントが開催された

そんな私が、2026年6月1日、渋谷のライブハウス「WWW X」で開かれた新製品「Marshall MILTON A.N.C.」のローンチイベントに招待していただきました。会場で初めて実機を試聴して驚いたのは、その音です。鳴る音もさぞ激しいのだろう、という勝手な思い込みに反して、聴こえてきたのは、演奏を近くで聴いているような音の近さ、低音と中心の音のバランスが良く、そして思った以上に綺麗な音を鳴らすんだと感じました。先入観が、良い方向に裏切られた瞬間です。

ありがたいことに、MILTON A.N.C. を持ち帰ることができたので、このファーストインプレッションで感じた音を、実際に使って確かめてみました。

この記事では、今回初めてMarshall製品に触れた私が、イベントで世界観を知り、実際に使ってみて感じたことを、良かった点も気になった点も正直にレビューしていきたいと思います。

この記事を買いた人の情報

Yutta |妻と3歳の娘と暮らす30代パパブロガー

ミニマリズムの考え方に影響を受け、かつては身軽さを追求してきましたが、現在はその視点を活かし、家族との時間を守るための、心と暮らしのゆとりを作るための最適化に取り組んでいます。場所を選ばない働き方を支える「機動力」と、心を満たす「機能美」。自身の審美眼で選んだ、本当に良いと思えるモノだけを発信しています。
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マーシャル(Marshall)ってどんなブランド?|ガジェット好きが初めて体験する音。

登壇されたRachel Wu氏。ブランドの歴史と活動について言及。

Marshallは1962年にイギリスで生まれたブランドです。もともとはギターアンプのメーカーとして知られ、ステージに積み上げられた“アンプの壁”は、ロックの象徴的な風景として多くの音楽ファンの記憶に刻まれてきました。長いあいだ、Marshallは「楽器を演奏する人」のためのブランドだったわけです。

その流れが変わったのが2010年頃。ヘッドホンやスピーカーといった製品を通じて、“演奏する人”だけでなく“音楽を楽しむ人”にも届くブランドへと広がっていきました。今回のイベントでも、話の流れの中でこうしたブランドの背景に触れることができました。これまでMarshallについてほとんど知らなかった私には、その一つひとつが新鮮で、ブランドの輪郭がぐっと掴みやすくなったように感じます。

正直に言うと、私の中でのMarshallは「ライブハウスや野外フェスで、全力で音楽を楽しむ人たちのもの」というイメージでした。かっこいいのは知っているけれど、自分がそこに踏み込んでいいのかが分からず、ずっと距離を置いていた——そんな存在だったんです。今回のイベント招待は、その壁を越える、ちょうどいい“入門のきっかけ”になりました。

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なぜ街でマーシャルをよく見かける?|私が感じた人気の2つの理由

街を歩いていると、あのMロゴのヘッドホンやスピーカーを身につけている人を、本当によく見かけます。特定の街に限った話ではありません。なぜこれほど浸透しているのか。今回ブランドの話を聞いて、初心者なりに「私が感じた理由が2つあるな」と思いました。

理由①|視覚的なアイコン性が圧倒的に強い

まず、見た瞬間に「Marshallだ」と分かる強さ。あの筆記体ロゴ、黒を基調とした筐体、ギターアンプを思わせる意匠——どれも一目でブランドを伝えてくれます。今回のイベントで印象的だったのは、製品づくりに一貫した“統一感”があるという話でした。ヘッドホンも、アンプも、スピーカーも、メッシュのデザインや真鍮のパーツ、スクエアなフォルムといった共通の意匠で貫かれている。この軸をブラさないまま、時代に合わせて柔軟にものづくりを続けることで、新しい製品を生み出しても“Marshallらしいデザイン”は損なわれない。だからこそ、どの製品も一目でMarshallと分かる——その強いアイコン性につながっているのだと感じました。

理由②|ライフスタイルアイテムとしての佇まい

そして、単なるオーディオ機器ではなく“部屋に置いておきたくなる佇まい”があること。実際に手に取ると、デザインの上質さと所有感の高さに驚きます。機能だけでなく、持っていること・身につけていること自体が楽しくなる——この感覚が、幅広い層に支持される理由なのだと実感しました。

Marshall ヘッドフォン・スピーカーのラインナップ整理|MILTON A.N.C. の立ち位置

MILTON A.N.C. がどんな立ち位置のモデルなのか、ヘッドホンの主なラインナップと並べて整理してみます。

モデル形式ANCバッテリー価格帯位置付け
Major Vオンイヤー非搭載約100時間1万円台後半定番エントリーモデル
MILTON A.N.C.オンイヤー搭載約80時間3.3万円本記事の主役(ミドルレンジ・ANC対応の新標準)
Monitor III A.N.C.オーバーイヤー搭載約70時間4万円台上位機・本格派向け
Motif II A.N.C.完全ワイヤレス搭載約30時間(ケース込み)3万円台イヤホン版
※ 表中の情報は2026年6月時点の参考値。最新情報は公式サイトでご確認ください。

こうして並べると分かりやすいのですが、MILTON A.N.C. は人気のエントリーモデル「Major V」と、本格派向けのフラッグシップとの“ちょうど中間”に新しく作られたモデルです。スペック・機能・音質をしっかり持ちつつ、オンイヤーならではのコンパクトさと軽さをハイブリッドに兼ね備えている。いわばMarshallの“いいとこ取り”で、ミドルレンジで初めて本格的なノイズキャンセリングを体験できる新標準、という位置付けだと感じました。

MILTON A.N.C. のスペック・特徴をざっくり整理

形式ダイナミック型・オンイヤー(32mmドライバー)
通信方式Bluetooth 6.0
対応コーデックSBC / AAC / LDAC / LC3
連続再生時間約50時間(ANCオン)/約80時間(ANCオフ)
フル充電時間2.5時間
再生周波数帯域20Hz – 40,000Hz
重量約200g
付属品ポーチ/USB-C充電ケーブル/USB-C to 3.5mm オーディオケーブル
価格¥32,980(税込)
主なスペック(公式情報より)
MILTON A.N.C. の4つの主要特徴

アダプティブ・ノイズキャンセリング搭載|環境音をリアルタイムで解析

最大80時間の長時間バッテリー|「充電を忘れる」レベル

折りたためる約200gの軽量設計|カバンに収まる可搬性

LDAC・LC3・Bluetooth 6.0|次世代規格にしっかり対応

初対面の振り返り|ローンチイベントで手にとって感じたこと

会場は、渋谷のライブハウス「WWW X」。ローンチの場所にライブハウスを選んでいるところに、Marshallがこの空間を大切にしていることが表れているように感じました。新しいアーティストが生まれ、音楽が鳴り、その傍らに製品が寄り添う——Marshallのプロダクトが生まれてくる原点のような場所です。2026年6月1日、ここで開かれたMILTON A.N.C. のローンチイベントに招待され、私は初めてMarshall製品ときちんと向き合うことになりました。

イベントでは、ギターアンプのブランドから“音楽を楽しむ人”へと広がってきたブランドの歩みや、ものづくりの軸にある「シンプルなデザイン」という考え方が紹介されました。従来のMarshallの良さを受け継ぎながら、新しくコンテンポラリーな感覚で作られた一台——それがMILTON A.N.C. なのだという説明を受けて、まず素直に「デザインがものすごくかっこいい」と思いました。

そして実機との初対面。手に取ってまず驚いたのは、その軽さでした。オンイヤー型ということもあり、想像していたより気負いなく扱えます。それでいて、手のひらに伝わる作り込みの密度と、首にかけて持ち歩けるコンパクトさが同居しているのが、触れた瞬間に分かりました。

会場では試聴もできました。正直なところ、私の中でMarshallは「激しいロックを聴く人たちが持つアイテム」という認識で、鳴る音もきっと激しいのだろうと勝手に身構えていたんです。でも、実際にヘッドホンから流れてきた音の第一印象は、まったく違いました。音が目の前の、すぐ近い位置で鳴っている感覚。中心がしっかりしていて、リアルな臨場感がある。良い意味で、思い込みを裏切られた瞬間でした。

ありがたいことに、この日いただいたMILTON A.N.C. を持ち帰ることができたので、実際に使ってみた感想をシェアしていきます。

装着感・質感レビュー|真鍮ロゴとレザー調が生む所有感

手に取った瞬間の質感

自宅で改めて手に取っても、印象は変わりませんでした。約200gという軽さに対して、デザインの作り込みは上質で、細部の仕上げまで神経が行き届いています。安っぽさがまったくなく、「持っていて気分が上がる」所有感があります。持ち歩いて使うのが似合う一台なので、机に置いた姿というより、首にかけているときの佇まいがとても様になる——そこにさすがMarshallだなと感じます。

装着感|オンイヤー型としての快適性

オンイヤー型で気になるのは、やはり側圧(着圧)でしょう。私の場合は「締め付けが強すぎて使いづらい」と感じることはありませんでした。イヤークッションにはメモリーフォーム(低反発素材)が使われていて、耳に当たる面がやわらかく沈み込んでくれます。

ただ、正直に書いておきたいのが、私はよくサングラスをかけるのですが、そのテンプル(つる)の部分に少し強く当たることがありました。眼鏡やサングラスを併用する人は、自分が身につけているアクセサリーとの相性が出てくる部分かもしれません。ここは実際に使ってみて気づいたポイントです。

折りたたみ・ポータブル性

このヘッドホンの魅力は、ポータブル性です。折りたたみ機構によって非常にコンパクトに収納でき、カバンにもすっと収まります。家でじっくり据え置きで聴くというより、「外に気兼ねなく連れ出せる一台」だと、使うほどに実感しました。

ガジェット好きが感じた「マーシャルの音」

Marshall らしい音とは|音の近さと、低音から高音までのバランス

素人なりの言葉で表すと、低音の深さと高域の広さの両方から、バランスの良さが伝わってくる音です。低音だけがドンドンと前に出て主張するのではなく、音が自然に広がって、よく伝わってくる。事前に想像していた“激しい音”とはまったく違い、「思ったよりずっと綺麗な音が鳴るんだな」というのが正直な印象でした。リアルな臨場感があり、音が近い——この距離感がMarshallらしさなのかな、と感じています。

ジャンル別の手触り

人の話し声や映画のセリフももちろん聴き取りやすいのですが、私がこのヘッドホンに一番魅力を感じたのは、そうした音声コンテンツ以上に“音楽そのものの臨場感”を楽しめることでした。意外だったのは、私が普段よく聴くジャズやR&Bのような落ち着いた音楽との相性の良さ。激しい音楽向きというイメージに反して、こうした静かなジャンルでも、音が近くリアルに迫ってくる気持ちよさがあります。せっかく音楽を楽しむなら、聴くための媒体にもこだわりたい——MILTON A.N.C. には、そう思わせてくれるMarshallらしい音の良さが、しっかり備わっていると感じました。

ANC|オンイヤー型でどこまで効くか

電車内やカフェなど、実際にノイズキャンセリングを使ってみました。オンイヤー型なので構造的に外の音が完全に消えるわけではありませんが、それでも騒がしい環境で、自分の聴いているコンテンツにしっかり集中できるレベルでは機能してくれます。「オンイヤー型でここまで効くのか」というのが率直な驚きでした。この点については、次の章で良い点・気になった点として詳しく整理します。

初体験で感じた良い点・気になった点

軽くて首かけ・折りたたみで気兼ねなく持ち歩けるサングラスのテンプルが少し強く当たる
デザインが上質でおしゃれ、所有感が高い構造上、外音は完全には消えない(遮音性を極限まで求める人には物足りない可能性)
オンイヤーなのにANCがしっかり効く完全な無音・没入を求めるならオーバーイヤー上位機が向く
音のバランスが良く綺麗/操作が1ボタンで完結&左ボタンをカスタム可
MILTON A.N.C. の良い点・気になった点

良かった点

まず、軽さと可搬性。約200gで首にかけても負担がなく、折りたたんでカバンに入れておけるので、外に連れ出すハードルがとても低いです。次に、デザインと所有感。持っているだけ・身につけているだけで気分が上がる質感は、大きな満足ポイントでした。そして、オンイヤー型でありながらANCがしっかり効くこと。騒がしい場所でも聴きたい音に集中できるのは、外で使う相棒として大きな正解だと感じます。

もう一つ、地味ながら毎日効いてくるのが操作のシンプルさです。右側の基本ボタンは、押し込みで再生・停止、上下に倒して音量調整、左右に倒して曲送りと、一つのボタンですべて完結します。さらに左側にはカスタマイズ可能なボタンがあり、ノイズキャンセリングのオンオフ切り替えに割り当てたり、Spotifyを一発で起動できるようにしたりと、自分好みに変えられる。この“迷わない使い心地”は、毎日使うほど効いてきました。

気になった点(正直に)

一番リアルに感じたのは、サングラスのテンプルとの干渉です。前述のとおり、眼鏡・サングラスを併用すると当たりが出ることがあるので、普段からかける方は留意しておくとよいと思います。

もう一つはノイズキャンセリングの“限界”について。よく効くとはいえ、オンイヤー型は構造的にどうしても外の音が入ってくる設計です。遮音性を極限まで求める人にとっては、満足感が100%には届かないかもしれません。裏を返せば、完全な無音や深い没入を求めるなら、そもそもオーバーイヤーの上位機を選ぶべきで、オンイヤーに過度な期待をするのは方向性が少し違う、ということ。MILTON A.N.C. のANCは「オンイヤーの手軽さの中で、しっかり集中できる」ちょうどいい塩梅だと捉えるのが正解だと感じました。

結論|MILTON A.N.C. はこんな人におすすめ・Marshallを選ぶ価値

イベントで初めて踏み込んだMarshallの世界観。正直に言えば、最初に持っていた「自分には縁遠いブランド」という先入観は、良い方向にすっかり覆されました。デザイン・音・携帯性のバランスがとても良く、Marshallの世界に踏み出す“最初の一台”として、これ以上ないくらい入りやすいモデルだと感じています。

こんな人におすすめ

Marshall に興味はあるけど、いきなり高価なオーバーイヤーは抵抗がある30代男性

所有感とデザイン性を重視するガジェット好き

外に気兼ねなく持ち出せる、軽くてコンパクトな一台を探している

充電を忘れたくない=バッテリーの持ちを重視する人

ライブハウスの最前列で聴いているかのような、音の近さ・臨場感を楽しみたい人

私の購入判断と読者への提案

約3.3万円という価格は、決して安くはありません。それでも、音質・機能・コンパクトさをバランスよく兼ね備え、プロダクトとしての完成度とデザインまで含めて考えると、私は「十分に価値があり、納得できる価格」だと感じました。Major Vのようなエントリーよりも音や機能に踏み込みたい、でもオーバーイヤーのサイズ感は避けたい——そんな人にとって、MILTON A.N.C. はオンイヤー型としては十分以上のスペックを備えた、頼れる一台だと思います。

選び方の軸としては、完全な静寂や深い没入を最優先するならオーバーイヤーの上位機を、デザイン・携帯性・気軽さを重視して“持ち歩く相棒”が欲しいならMILTON A.N.C. を、という整理が分かりやすいはずです。私自身は、これからも外に連れ出す一台として使い続けるつもりです。

ギターアンプのブランド、という入り口しか知らなかった私にとって、MILTON A.N.C. はMarshallの“今”を体験できる、忘れられない一台になりました。これからも使い続けて、新しい気づきがあれば追記していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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