- 飛行機にモバイルバッテリーは持ち込みできるの?
- 機内持ち込みのルールがあるってほんと?
結論、モバイルバッテリーは飛行機の機内持ち込み可能、ただし容量に制限があるので注意が必要です。
機内持ち込みのルール、旅慣れていないと難しいですよね。モバイルバッテリーは機内持ち込みとして持ち込むことができますが、預け入れ荷物には入れられないので注意して下さい。
モバイルバッテリーは、場所にとらわれずにデバイスを充電できるアイテム。旅先では乗り物の待ち時間や食事の前の空いた時間などに、スマホやPC、カメラなどの充電ができる、旅に欠かせないアイテムです。
この記事では機内持ち込みのルールについての整理し、旅行に便利なモバイルバッテリーを3つご紹介します。
ぜひ旅の準備に活用していただけると幸いです。
飛行機にモバイルバッテリーを持ち込む際のルール(機内持ち込み)
なぜモバイルバッテリーに機内持ち込みの制限があるのか
そもそもなぜ、飛行機の機内持ち込みするモバイルバッテリーに制限が必要なのでしょうか。
理由はモバイルバッテリー内に内蔵されているリチオムイオン電池が過熱やショートによって火災を引き起こす危険があるためです。大容量のモバイルバッテリーとなってくるとそのリスクも高く、機内での火災や事故を防ぐため容量に対して制限が設けられています。
また、預け荷物にはモバイルバッテリーを入れることはできません。理由は同じで火災のリスクがあること、また預け荷物は、火災の際に迅速に対応することが難しいためです。
- モバイルバッテリーは預け荷物ではなく、機内持ち込みの荷物に入れましょう
- 機内持ち込みすするモバイルバッテリーの容量を確認しましょう
機内持ち込み可能なモバイルバッテリーのルールについて
では、機内持ち込み可能なモバイルバッテリーのルール、制限についてまとめておきましょう。
今回、私はANAの飛行機に搭乗したので、ANAの手荷物に関するお問い合わせページから確認をしていますが、各社ルールが異なる場合がありますので正確な情報は、ご自身の搭乗予定の空港会社をご確認ください。
以下は、ANAのモバイルバッテリーの機内持ち込みの取り扱いに関する説明ページから抜粋した情報です。
聞き慣れない単位で難しいですね。
ちょっと砕いて解説します。
まず、そのモバイルバッテリーが持っているエネルギーを表している単位というのはWh(ワットアワー)です。
この数字は、大きければ大きいほど、大きなエネルギーを持っており、充電に必要なエネルギーやパワーを持っています。
このWhは、以下のような数式で計算できます。
今、目の前にモバイルバッテリーのご用意あれば、本体に記載されている情報を確認しながらご覧ください。
通常、モバイルバッテリーにはバッテリー容量が「mAh(ミリアンペアアワー)」という単位で記載されています。mAhは一般的に馴染みがあるかもしれませんが、Wh(ワットアワー)とは異なります。Whはエネルギー容量を示し、mAhから計算で求めることができます。本体にmAhが記載されていない場合は、製品の外箱や購入ページを確認してください。計算の際には、mAhをWhに換算する必要があります。
もう一つ記載されている単位がV(ボルト)です。V(ボルト)は電圧を意味し、バッテリーがどのくらいの強さで電力を流せるかを示します。通常、リチウムイオンバッテリーは3.7Vで統一されていることが多いですが、最近のモバイルバッテリーでは5Vのものもよく見かけます。そのため、製品の仕様を確認し、正しい電圧を使用することが重要です。
Wh(ワットアワー)は、mAh(ミリアンペアアワー)とV(ボルト)を掛けたものを1000で割ることで求められます。
ご安心ください。
説明はしましたが、Wh(ワットアワー)の単位はすでに本体に記載されている場合が多いです。
まずはWhの数字を確認し、その値が100Wh未満であれば問題なく持ち込み可能です。
基本的に、普段持ち歩いているモバイルバッテリーの容量であれば機内持ち込みの制限に引っかかることが少ないですね。25,000mAhや30,000mAhかつ5Vで充電できるバッテリーの場合は注意が必要になってきます。
旅行におすすめのモバイルバッテリー3選(機内持ち込み可)
それでは、以上の機内持ち込みのルールや制限を踏まえた上で、旅行に持っていくと便利なおすすめモバイルバッテリーを3つピックアップしたいと思います。旅行で急遽必要になった方はぜひ参考にして下さい。
1. Anker Prime 12,000mAh Power Bank (130W)|一日を安心して過ごせる大容量バッテリー。
Anker Prime Power Bank (12000mAh, 130W)は、筆者が愛用しているモバイルバッテリーです。2つの Type-Cポートを有し、最大で130Wの同時充電に対応しています。複数のスマホやタブレットを同時に充電できるのでファミリーや友人とのシェアにも◎。単ポート最大65Wの急速充電に対応しておりMacBook Proも充電することができます。バッテリー本体も非常に高速に充電ができ、45分で100%の充電が可能、ちょっとした隙間時間に満充電できてしまうので利便性が高いです。充電状況、残量を把握できるディスプレイ搭載は何かと便利。旅でも日常でも活躍します。
旅中はスマホで調べ物をする事が多くて意外とあっという間にバッテリーを消費してしまいます。スマホ2回分のバッテリーを確保しておく安心感は非常に大きいです。
2. Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)|コンセント、ケーブル内蔵3in1型で持ち物が減らせる
Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)はコンセント、ケーブルが内蔵された3in1設計のモバイルバッテリーで、充電器としても使うことができる、まさに旅のためのモバイルバッテリー。容量は5,000mAhでスマホを約1回充電できる容量です。コンセントに接続して充電器としては最大30Wでの充電が可能、モバイルバッテリーとしては22.5Wまで対応しています。ケーブルは Type-CとAppleのLightningケーブルのものと種類があるので自身のスマートフォンに合わせて選びましょう。同スペックで容量が10,000mAhのものもあります。
ケーブル付きは最近のトレンドで人気の製品ですよ!ケーブルをよく忘れてしまう人はぜひ検討してみて下さい!
3. Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)|一台で全てを充電
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)は10,000mAhのバッテリー容量、最大35Wの急速充電に対応したモバイルバッテリーです。特徴はApple Watch用のパットを搭載していること。旅先でのApple Watch充電にわざわざ1本ケーブルを持っていくのは実に面倒。ケーブル忘れ防止にも◎。スマホ、タブレット、PC、スマートウォッチ、これ一つで全てを充電できるなんて驚きです。
今回の旅でもApple Watchの充電には気を使いました。モバイルバッテリーは兼用性、容量、使い勝手が選考基準。特に持ち物を減らせる3in1モデルはおすすめです!
モバイルバッテリーの機内持ち込みについてとおすすめ3選
以上、飛行機搭乗の際の機内持ち込み荷物としてのモバイルバッテリーの取り扱いについての記事でした。
モバイルバッテリーは機内持ち込み荷物であり、容量に関しての制限があるということをご理解いただけましたでしょうか。また日頃からモバイルバッテリーをよく使用している筆者が選んだおすすめモバイルバッテリーもぜひ参考にしていただければと思います。
この記事は東京から鹿児島は指宿までの旅行の中で書きました。普段持ち歩いている荷物からもたくさんのアイテムが活躍しましたので「【2024年】30代メンズのカバンの中身を紹介。」の記事もぜひご覧いただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【2024年】30代メンズのカバンの中身を紹介。
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