Able Carry(エイブル・キャリー)は香港発のバックパックブランドです。
「Able Carryはどこの国のブランド?」と気になる方も多いかもしれませんが、本社は香港にあり、都市での使いやすさを追求した機能的なデザインが特徴です。
耐久性の高い素材とシンプルなデザインが魅力で、通勤・通学やミニマリスト志向のユーザーに支持されています。
ブランドの始まりは、創業者がサラリーマン時代に感じた「通勤時のバックパックの重さを軽減したい」という思いから。都市生活に最適化された設計が特徴で、特にミニマルでタフなデザインが人気を集めています。
今回は、そんなAble Carryの中でも評判の高い「Daily Backpack」をレビューしていきます!
こちらは AbleCarry 様より製品をご提供いただいたものを筆者の本音でレビューをしています。
Able Carry Daily Backpackのスペック・特徴・デザイン

重量 | 900g |
容量 | 20L |
素材 | X-PAC (VX51) / コーデュラナイロン (500D) |
価格 | 22,780円(税込) |
収納 | 15インチノートPCまで |
Able Carry Daily Backpackは、シンプルなデザインが魅力のバックパック。表面にはブランドロゴがなく、都会的なミニマルデザインが特徴です。素材にはX-PACとコーデュラナイロンを採用し、見た目のスマートさと耐久性を両立しています。
- メイン収納(ダブルの止水ジッパー付き)
- フロントサブポケット(斜め開閉で小物収納に便利)
- トップポケット(鍵やスマホなどの小物用)
このバックパックの最大の特徴が「A-Frame構造」。底面に特殊なフレームが組み込まれており、背負った際の重心を分散することで、実際の重量よりも軽く感じる設計になっています。

また、背面には厚みのあるクッションと太めのショルダーハーネスが採用されており、長時間の使用でも肩への負担が少ないのがポイントです。

実際に背負ってみたレビュー。A-Frame構造で本当に軽い?
では実際に、Able Carry「Daily Backpack」の無重力体験をしていきます。
まずは、いつも持ち歩いている荷物をバックパックに収納していきます。




準備が整いました。
実際に背負ってみると、手で持っていた時と明らかに違う感覚。

「無重力」という表現がしっくりくるほど、体感する重さが大幅に軽減されているのを実感しました。
そんな不思議な体験を生み出しているのが、A-Frame構造。
A-Frame設計の特徴は、ショルダーハーネスのストラップがバックパック底面までつながり、そこで荷重が分散される仕組みになっている点。

この設計によって…
- 荷物の重力が分散し、背負ったときの負担が軽減
- バックパックが体に密着し、揺れを抑えて安定感がアップ
- 幅広のショルダーハーネスとの相乗効果で「重さを感じない」構造に
実際に背負うと、重さが半分くらいに感じるほどの違いがありました。
このA-Frame構造は、特に荷物が多い人におすすめです。
- 教科書を持ち運ぶ学生
- 書類やノートPCを持ち歩くビジネスパーソン
- 重いカメラ機材を運ぶクリエイター
「毎日重い荷物で肩が疲れる…」という悩みを抱えている方こそ、このバックパックの軽さを体感してほしい。
Daily Backpackの気になった点。
機能性の高い「Daily Backpack」ですが、使ってみる中で気になった点もいくつかありました。あくまで個人的な感想ですが、購入を検討している方の参考になればと思います。

Daily Backpackは本体だけで900gあり、中身が空の状態でも1kg近い重量があります。
普段からアウトドアブランドの非常に軽量なバックパック(500g以下のモデル)を使っているため、日常使いのバックパックとしてはやや重く感じる場面もありました。
• 軽さを重視する人にとっては気になるポイントかも
• 登山やアウトドア用の軽量モデルと比べるとずっしりとした感覚
ただし、A-Frame構造によって重さの負担は軽減されており、実際に背負ったときの体感重量はかなり軽く感じるのも事実です。
公式写真などではX-PAC素材の質感が強調されている印象がありますが、実際に手に取ってみると コーデュラナイロンの質感のほうが強め に感じます。
• パリパリとしたX-PAC独特の生地感を期待していた人には少し物足りないかも
• コーデュラナイロンとの2層構造により、耐久性や防水性は向上している
そのため、デザイン面でX-PACの存在感を求める人には少し印象が違うかもしれませんが、実用性の面ではプラスになっているとも言えます。

気になった点はあるものの、A-Frame構造による背負い心地の良さ や X-PACとコーデュラナイロンの耐久性 を考えると、単純なマイナス点とは言い切れません。
特に、荷物を入れた状態で背負うと、実際の重さよりも軽く感じる設計 になっているため、900gという本体重量が気にならなくなる場面も多いです。
また、X-PACの質感が控えめな分、全体的に落ち着いたデザインになっており、ビジネスシーンやカジュアルなスタイルにも合わせやすいのがメリットでもあります。
軽さを最優先する人には向かないかもしれませんが、快適な背負い心地と耐久性を求めるなら、十分に魅力的な選択肢 になるでしょう。
もう1点はXーPACの素材をもっと全面に出して欲しいという点。写真で見ていたよりもコーデュラナイロンの生地感が強くせっかくのX-PACの生地の存在が薄れている。個人的にはパリパリとしたX-PACの生地感を期待していました。
しかしこの2点はA-Frameによる背負い心地で重さを感じず、X-PACとコーデュラの2層構造による丈夫さ、防水設計へと機能性が転換されいるため一概にデメリットとは言えないとも言っておきたい。
荷物が重くてもこの軽いバッグがあれば解決!Able Carry「Daily Backpack」レビューまとめ
以上、Able Carry「Daily Backpack」をレビューしました。
20Lサイズのバックパックでありながら、収納力と機能性を兼ね備えた設計が魅力です。普段、荷物が少ない自分には余裕のあるサイズ感でしたが、通勤・通学、日常使いにはぴったりな容量でした。
そして、背負ったときのあの軽さ。A-Frame構造による重心の分散効果は想像以上で、荷物が多くても軽く感じる不思議な体験ができます。この背負い心地を一度体験すると、日常的に使いたくなると感じました。

・荷物が多く、重さで肩や腰に負担を感じている人
・通勤や日常使いに機能的なバックパックを探している人
・ シンプルで洗練されたデザインのバックパックが欲しい人
・ 耐久性が高く、長く使えるバックパックを求めている人
機能性とデザインを兼ね備えたDaily Backpack、ぜひチェックしてみてください!
製品の詳細なスペックや購入は、Able Carryの公式サイトからご確認いただけます。
👉 公式サイトで「Daily Backpack」をチェックする
もう少しコンパクトなバックパックが欲しい… そんな方には、同じAble Carryの「Thirteen Daybag(13L)」 がおすすめです。
• 13Lのスリムなサイズ感で、ちょっとした外出やミニマルな持ち物に最適
• Daily Backpackと同じA-Frame構造で、背負ったときの快適さはそのまま
• 軽量かつ機能的なデザインで、スマートな持ち運びが可能

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