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HiDcok H1レビュー|AI機能搭載ドッキングステーション。

HiDock H1レビュー

ワークスペースを整理してくれるドッキングステーションや、Web会議の内容を要約してくれるレコーダーがあれば私のリモートワークはもっと生産性がアップするのに!

そんな希望を同時に叶えてくれるのがHiDock H1というAI搭載多機能ドッキングステーションです。

ケーブル整理や充電、SDカードの読み込みに対応したドッキングステーションでありながら、なんとAIを搭載したレコーダーであるのが最大の特徴!Web会議などの音声のやりとりを記録するのはもちろん、録音データの要約までしてくれるんです。

今回はこのHiDock H1を実際に使用した感想をお伝えしていきます。どんな使い方ができるのか実際に感じたことをレビューしていきますので、購入を検討している方の参考になりましたら幸いです。

この記事を買いた人の情報

記事の執筆者 Yutta noteInstagram

ミニマリズムの考え方に影響を受け、デザインや機能性を重視した、自身の審美眼で選んだアイテムを紹介しています。妻と2歳の娘との3人暮らしで、日々、暮らしの最適化に取り組んでいます。お問い合わせ、ご質問はコンタクトページよりお気軽にどうぞ。

PR・ご提供品

この記事で紹介しているHiDock H1は、HiDock様より製品提供を受けて作成したPR記事です。

ただし、使用感やレビュー内容についてはすべて実際に使用した正直な感想をもとに記載しています。

HiDock H1のデザインと特徴

デザイン

まずは多機能ドッキングステーション HiDock H1の外観のデザインから見ていきましょう。

付属品は下記の通り。

同梱物:HiDock H1本体/マグネット式ワイヤレスイヤホン/USB Type-Cケーブル/USB Type-Aケーブル/電源アダプタ/説明書

こちらがHiDock H1の本体です。

サイズは、高さ72.4mm × 幅178mm × 奥行き93.5mm、重さは約520g。スピーカーを内蔵したドッキングステーションとしては、比較的コンパクトな印象です。

カラーバリエーションは2色展開。今回ご紹介している「スレートグレー」は、深みのあるグレーカラーで、落ち着いた雰囲気が特徴です。もう一方あるカラーの「プラチナグレー」は、白を基調としたデスクにも自然と馴染みやすいカラー。どちらも主張しすぎず、ワークスペースにしっくりと溶け込むデザインに仕上がっています。

正面右側には、各種操作ボタンが集約されています。音声収録時の操作をはじめ、スピーカーの音量調整、音楽の再生・停止などもここで行えます。印象的な赤いダイヤルは、通話中の双方向ノイズキャンセリングのレベルを調整するためのもので、上下にスライドさせることで好みの強さに設定できます。

一番右側にあるのはワイヤレスイヤホンです。このH1モデルには、マグネットで着脱可能なワイヤレスイヤホンが同梱されており、リモートワーク中に席を外す際にも、音声を聞きながら移動できるのが便利なポイントです。

使用しないときは本体から外しておけるため、デスク周りをすっきりと保つことができます。

本体左側には、大型のスピーカーが搭載されています。

• 7W フルレンジドライバー(全帯域)

• 5W ツイーター(高音域)

• パッシブラジエーター(低音増幅)

この3つのスピーカー構成により、会話から音楽まで、幅広い音域をクリアに再生可能。特にパッシブラジエーターは、筐体内部の空気振動を活かして低音を増幅させる仕組みで、ウーファーを使わずとも、豊かで深みのある低音を実現しています。

背面には、豊富な入出力ポートが搭載されており、ドッキングステーションとしての役割をしっかりと果たします。

さらに、H1モデルは側面にも機能を備えており、SDカードスロットを搭載しているのはこのモデルだけという特徴もあります。

搭載ポートは以下の通り:

Bluetoothペアリングボタン(スマホとの接続用)

PD対応USB-Cポート(18W出力)

UHS-II対応 MicroSD 4.0 / SD 4.0 スロット

充電から高速データ転送まで、幅広い用途に対応できる拡張性の高い設計です。

特徴

HiDock H1には、どんな機能があるのでしょうか。大きく分けて、以下の3つの主要な機能が搭載されています。

1.AIによる文字起こし・要約機能

2.高品質スピーカーとしての機能

3.多機能ドッキングステーションとしての拡張性

まず注目したいのは、AIによる文字起こし機能です。録音した音声データを専用アプリHiNotesにアップロードするだけで、自動で文字起こしが行われ、さらにChatGPTが内容を解析し、要約までしてくれます。

この機能のおかげで、メモを取るという手間が省け、会議内容にしっかりと集中をすることができるという魅力があります。録音・文字起こし・要約までをこなすAIツールとして、日々の作業効率を高めてくれます。

さらに、本体に搭載された赤いダイヤルでは双方向ノイズキャンセリングの調整が可能。生活音やキーボードのタイピング音など、周囲の雑音を効果的に抑えてくれるため、会話がクリアに聞き取れ、録音のしつも向上します。オンライン会議や音声記録において、環境に左右されずに集中できるのは大きなメリットです。

続いて、スピーカー機能について。H1には3つのスピーカーが搭載されています。

  • 7W フルレンジドライバー(全帯域をカバーし、幅広い音を再生)
  • 5W ツイーター(高音域の音声、特に人の声をクリアに再現)
  • パッシブラジエーター(本体内部の空気振動を活かして豊かな低音を表現)

この構成により、小型ながらもしっかりとした音の広がりと深みを感じられます。特に会話や音声コンテンツを聴く際には、ツイーターの効果で人の声が明瞭に届くのが印象的です。

最後に、ドッキングステーションとしての役割。

HiDock H1は背面だけでなく側面にも豊富なポートを備えており、モニターやPCとの接続はもちろん、スマートフォンの充電やSDカードの読み込みなど、日々の作業を一台でカバーできます。デスク周りのケーブル類をすっきりまとめられるのも嬉しいポイントです。

普段はドッキングステーションとして、またスピーカーとして使用しながら、必要なときにはAI文字起こしツールとしても活躍する。そんな使い方ができるHiDock H1は、利用シーンが多く、1台で複数の役割を果たしてくれる頼れる存在です。

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HiDock H1の使い方

ここからは、実際の使用手順をご紹介していきます。

まずは、HiDock H1とPCをケーブルで接続します。ケーブルは付属のものを使用すればOKです。

続いて、専用アプリ「HiNotes」をPCやモバイル、タブレットで立ち上げ、自分のHiDock H1を登録します。

Google Meetやzoomなどのビデオチャット側の音声入力デバイス先をHiDock H1に設定します。

録音を開始するには、HiDock本体の録音ボタンを押すだけ。再び録音停止ボタンを押すまで、音声データが収録され続けます。

収録された音声は、HiNotesアプリ内の「録音」セクションで一覧として確認できます。

さらに、録音したデータはChatGPTと連携させることで、自動的に要約が可能。

音声の内容に応じて最適なテンプレートを選ぶことで、要点を的確にまとめてくれます。

この「録音→文字起こし→要約」までの流れは非常にシンプル。

しかも、HiDock本体で録音した音声データ以外にも、外出先で録音した音声ファイルの取り込みにも対応しているため、使い方の幅が広がります。

私は外出先でボイスレコーダーを使って日々の思考を音声で記録する習慣があります。そうしたデータもHiDock H1で取り込んで整理・要約しています。外出先で記録した音声を一日の終わりにHiNotesに取り込んで、「今日の自分を振り返る」というような使い方もできるんです。

HiDockモデル比較


HiDock H1HiDock H1E
生涯無料の文字起こしと要約
最大1000Hrs 録音ストレージ
双方向ノイズキャンセリング
USB A ポート×2USB-A 3.2 Gen 2(10Gbps)×1、USB-A 3.1 Gen 1(5Gbps)×1USB-A 3.1 Gen 1(5Gbps)×2
USB C ポート×3USB-C 3.2 Gen 2(10Gbps)×1、USB-C 3.2 Gen 2(10Gbps)18W充電可能×1、USBーC アップストリーム×1USB-C 3.2 Gen 1(5Gbps)×1、USB-C 3.2 Gen 1(5Gbps)18W充電可能×1、USBーC アップストリーム×1
Bluetooth 5.2
パワースイッチ
SD/Micro SD
4K@60Hz HDMIポート2つ1つ
パソコンへの充電100W65W
スマホへの充電18W18W
イーサネット2.5Gbps1Gbps
スピーカー5Wツイーター、7W全帯域ドライバー、パシッブラジェーター10W 全帯域ドライバー、パシッブラジェーター
カラースレートグレー、プラチナグレーブラック
価格¥49,800(税込)¥37,800(税込)(セール価格)¥39,800(税込)→¥27,800(税込)(セール価格)


※Gen2=高速データ転送対応規格で、大容量のファイルの移動にも便利です。

何が違うの?

両モデルとも多機能であることは、性能表をご覧いただければお分かりいただけるかと思います。

シンプルに言えば、HiDock H1はより高機能なモデルであり、HiDock H1Eは機能を一部見直しながらも、コストバランスに優れた新モデルです。

具体的には、USBポートの性能やSDカードの読み込み対応など、拡張性の面ではH1が優れています。また、H1にはワイヤレスイヤホンモジュールが付属しています。一方で、録音・文字起こし・要約のAI機能や、双方向ノイズキャンセリング機能といった録音関連のコア機能については、どちらのモデルにも共通しています。

また、H1Eには一括電源管理が可能なパワースイッチや、10Wの全帯域ドライバーを搭載するなど、後発モデルならではの改良点も見受けられます。

どちらを購入すればよい?

基本的に選ぶべきモデルは、自分がどのような使い方をしたいのかを考えるのが良いでしょう。

すでにご紹介したように、HiDock H1にはワイヤレスイヤホンモジュールやSDカードスロットが搭載されており、オンライン会議やデータ管理までを一台で完結させたいリモートワーカーには非常に頼もしいモデルです。ドッキングステーションとしての拡張性を重視する方にはH1がフィットするでしょう。

一方、音声の録音・文字起こし・要約といったAI機能をメインに使いたい方であれば、H1Eでも十分にその役割を果たします。録音まわりの性能に大きな差はないため、「まずはAI録音ツールとして試してみたい」「日常の思考整理に活用したい」という目的であれば、コスパの高いH1Eを選ぶのも賢い選択です。

結論

私自身の結論は、この2機種であればHiDock H1を選びます。

理由は、SDカードスロットを搭載している点、そして速度の速いGen2規格のUSBポートに対応している点です。加えて、カラーはデスク周りに合わせて今はブラックよりもグレーやホワイト寄りのカラーを好んでいるからです。機能+ワークスペースに溶け込むかを考えて選ぶのがいいと思います!

まとめ

以上、HiDock H1のレビューをお届けしました。

この製品をおすすめしたいのは、日常的にAIを活用した作業環境を取り入れたいと考えている方です。

リモートワークが中心の方であれば、間違いなく活躍してくれるアイテムですし、私のように「デスクをすっきり整えたい」「思考を効率よく整理したい」と考えている人にも、ぜひ手に取ってほしいプロダクトです。

AIを活用したデバイスは、これからますます進化していく分野。

HiDock H1は、ワークスペースに求められる機能性と、AIによる作業効率化を組み合わせた非常に相性の良い一台だと感じています。生産性を高めてくれる新しいツールとして、ぜひ一度試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。皆さんは、HiDock H1をどんなふうに活用してみたいですか?

この記事が、選ぶ際のヒントや購入のきっかけになれば嬉しいです。

HiDock公式サイトはこちら

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