ゆった
写真編集や動画編集の作業効率を上げたい!
左手デバイスと呼ばれる新しいインターフェイス「TourBox NEO」は、そんな希望に応えるクリエイターのための新しい編集デバイスです。
複数のホイールやボタンが配置されたTourBox NEOは、ゲームコントローラーのような形状が特徴的。
操作性に優れたこのデバイスを使えば、あらゆる編集作業を左手だけで済ませられるようになるんです。
趣味として写真編集や動画編集をする程度の筆者ですら、この便利デバイスのおかげで作業効率アップを実感できたほど画期的なデバイスです。
今回多種多様な変わり種のガジェットが集まる@ギズ屋台(@gizyatai)さんからこの「TourBox NEO」を見つけてきましたよ!
珍しいガジェットの取り扱いもあるのでぜひサイトもチェックしてみてください。
参考 ギズ屋台:世界中の多種多様なガジェットを揃えた、神出鬼没のセレクト屋台ギズ屋台1.TourBox NEOとは。
1-1.TourBoxとは。
従来右手にはマウスが、左手にはキーボードがある状態でクリエイト作業(例えば写真編集や動画編集など)を行っていたところに置き換わる生産性向上のための新デバイス。
Tour Boxはデジタルクリエイターの生産性向上のために開発された左手用デバイス。直感的な操作でカーソルやホイール、ボタンを操作することで、編集作業をシームレスに行うことができ時短などに効果的です。
1-2.TourBox NEOの特徴。
TourBox NEOは11個のボタンと、3つのノブが配置されています。
各種ボタンには機能を割り当てることができ、手元だけで様々な操作を素早く切り替えながら作業をすることができます。
例えば、写真編集ソフトであるAdobeのPhotoshop。
よく使う機能として修正ブラシのサイズを変更しながらブラシをかけるような作業がありますが、TourBox NEOを使うことでブラシのサイズを変更しながら、マウスでブラシの移動とクリック操作が行えるというわけです。
主要クリエイトツールであるAdobeのPhotoshop、Lightroom、premier proには公式のプリセットが用意されており、あらかじめ配置された機能をそのまま使えば今すぐにでも効率的な作業を始められます。
そして、プリセットを軸として自分流にボタン配置を組み替えていくことでより自分が使いやすいデバイスへと進化させることが可能です。
スポンサーリンク2.TourBox NEOのデザイン。
それではまずはTourBox NEOについてみていきましょう。
2-1.サイズと重量。
TourBox NEOのサイズは116 X 101 X 44mmと手のひらサイズで、ゲームのコントローラーのような形をしています。
重量は370gでサイズ感のわりにずっしりとした感覚を覚えます。
この重さには理由があって、ある程度の重さがあることでコントローラーの位置がずれることなく安定して作業により集中することができます。
2-2.質感、グリップ力。
TourBox NEOの素材には、ABS+PCつまりポリカーボネイトでコーティングがされています。マットな質感があり、滑りにくさがありますが、指紋や汗などが目立つという点もありました。
台下には滑り止めもついており、TourBox NEOの重さとグリップ力があればそこにおいたら簡単には移動することがないでしょう。
2-3.ボタンの配置、接続方法。
続いて、ボタンの配置の特徴と、パソコンとの接続方法です。
一見ランダムに配置されているように感じるそのボタンは、実は自然と手に馴染むようにデザインされています。
指先でつまみやすい位置にダイヤルがあったり、小指で触れられる位置にボタンがあったりと実際に触ってみると計算されたボタン配置に気がつくことができます。
一点気を付けたいのはパソコンに接続するには有線ケーブルのみ対応という点です。Bluetoothなどのワイヤレス接続には対応していません。
付属のケーブルはUSB-CとUSAタイプのもので、本体側にUSB-C端子を使用するため、パソコン側は必然的にUSB-Aを使うことになります。
現在の主流のMacBook製品はUSB-Aポートは非搭載のため別途ケーブルの購入か、USBハブなどを用いる必要が出てきます。
3.TourBox NEOを実際に使った感想。
3-1.機能を覚えるのは一苦労。だけど作業効率はアップを実感。
初めて触れた新機能デバイスですので、最初は戸惑うことが多かったのは正直な感想ですね。何せボタンが多いのでそれぞれの役割を覚えるのが大変です。
それでも段々と指が覚えてくるので今では使い始めた当初よりはスムーズに使えるようになったのではないかと思います。
全ての機能を使いこなせているわけではなく、よく使用するブラシのサイズ調整のためのサイズ変更だったり、露出やコントラストを変更するためのバーの調整だったりとここだけ操作ができるようになるだけでもまずは良いのではないかなと思います。
3-2.ガイドシステム参照と、カスタマイズは必須。
主要ソフトにはあらかじめプリセットとして機能が割り当てられているわけですが、使いこなしていくのであればカスタマイズして自分使用にしてくことをおすすめします。
自分が触れやすい位置によく使う機能を組み込んでいくと断然使いやすくなりますし、自分で決めたボタン配置ならばスムーズに覚えることもできました。
一つ便利だなと思ったのが、プリセットでどのボタンにどんな機能が割り当てられているのかを確認するためのガイドシステムがあるという点です。
これはTourBoxのソフト「TourBox Console」内にあるのですが、これ見ずして使いこなすのは難しいと言っても過言ではありません。
3-3.良かった点、気になる点
良かった点 | 気になる点 |
精細な部分の調整が直感的に操作できるのが良い | 接続は有線のみ(Bluetooth非対応) |
よく使用する作業をマクロとして記憶できるのが良い | 付属ケーブルがUSB-Aなのは注意 |
本体に安定感があり、操作のストレスがない | 操作には慣れが必要と心得よ |
気になった点についてお話ししていくと、
やはり有線接続のみという点は残念に思えてならないですね。
デスク上にはケーブルレスにすっきりさせておきたいという希望がありました。有線接続で遅延のない操作ができるという点では許容すべき点なのかもしれませんがどうしても気になってしまう点でした。
4.TourBox NEOはこんな人におすすめ。
・動画クリエイター
・イラストレーター
・フォトグラファー
・時間効率を求める副業ブロガー(わたしのこと)
まさに全てのクリエイターにおすすめできるデバイスです。
動画クリエイター、イラストレーター、フォトグラファーを生業としている人はもちろん、わたしのような趣味でクリエイトソフトを使用しているような人間にも十分に機能を使うことができます。
写真編集がメインのわたしですが、AdobeのソフトであるLightroomやPhotoshopではプリセットに少しカスタマイズを加えて使いやすい仕様に変更しました。繰り返し行う作業などはマクロとしてシステム内に記憶させておくことでいつでもその機能を引き出せるのが便利で、ちょっとした時間の短縮ができるのがメリットです。
5.TourBox NEOレビューまとめ。
以上、TourBox NEOについてのレビューを書かせて頂きました。
なんというかこんなデバイスが生まれるなんて時代性を感じます。
なかなか特殊なデバイスという印象がありましたが、使い慣れてくるとこれ無しでは作業が面倒だと思ってしまうほど便利で手放せない存在となりました。
実はこのTour Box、この夏に新型の「TourBox Elite」も控えているようなので最新のものを欲しいよって方はそちらの機能もチェックしてみてください。
正直わたしはこのモデルを使いこなすので精一杯なので新型にはまだ手を出しませんw
今回はちょっと未来を感じるデバイスのご紹介となりました。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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