睡眠ログを取ることが日課の私にとって、ずっと気になっていた存在がOura Ring(オーラリング)でした。
ただ、詳細なデータを得るためにはサブスク型であることに少し抵抗があり、なかなか手を出せずにいたのが本音です。
そんな中、今回ご縁があってOura Ring 4をご提供いただき、実際に1ヶ月間じっくりと使わせてもらいました。
結論からお伝えすると、サブスク型であることを躊躇していたのはもう過去の話。 1ヶ月のお試し期間を終えた今、私は迷わず1年間のサブスクを契約し、この小さな指輪を相棒として使い続けています。

これまでログを取ると言ったらApple Watchなどのリストバンド型デバイスを使ってきましたが、どうしても充電のタイミングや装着感のわずらわしさで、記録が途切れてしまっていました。だけど、Oura Ringは違いました。使い始めたその日から、1日も欠かすことなく付け続けられている最も生活に定着したアイテムになりました。
今回の記事では、指輪型デバイス特有のサイズ選びで失敗しないコツや、1ヶ月間使い込んで感じたリアルな本音をお届けします。
オーラリングが気になっている方の、背中をそっと押すような参考になれば幸いです。
【デザイン・特徴】右人差し指が、24時間ログの新しい定位置になる
指輪型のデバイスは、私にとって初めて手にするカテゴリーのガジェットでした。
普段から左腕にApple Watchを身につけている私にとって、右腕にさらにリストバンド型のアイテムを増やすのは、どうしても抵抗がありました。Apple Watchと共存させながら、かつ24時間無理なくログを取り続ける。その答えとなる定位置は、右の人差し指にありました。

Oura Ring 4のデザインは非常にミニマルで、洗練された美しさを放っています。
今回手にした第4世代のモデルは、センサー部分がフラットな構造になっており、装着した際の指へのあたりが驚くほど滑らかです。日中の仕事や家事、そして睡眠中。どんなシーンでも適応する、暮らしに馴染むデバイスだと感じています。

指輪には装着時の向きを示す小さな印があり、基本はその向きに合わせて装着することになります。ただ、身につけているとどうしてもクルクルと回転してしまうこともありますよね。 しかし、Oura Ring 4には最新の「スマートセンシング技術」が搭載されており、指輪が多少回転してしまっても正確にデータを取得できるようになっています。実際にはそれほど向きを気にしなくても大丈夫。こうした機能面の進化もあり、より自然に、無意識に近い状態で日々のログを計測することができます。
ウェアラブルデバイスを継続させる上で、充電のしやすさは欠かせません。Oura Ring 4には、指輪を置くための専用充電台が付属しています。この台が非常にコンパクトで、デスクの上でも場所を取らないのが好印象でした。

充電台はType-Cのメス端子になっているので、手持ちのケーブルを繋いで使用します。専用ケーブルをわざわざ用意する必要がなく、今あるものを兼用できるので、デスク周りをすっきり保ちたい私にはありがたいポイントでした。

充電は、台の上にはめて置くだけ。非常に楽なだけでなく、充電速度も驚くほど速いです。私の場合は、入浴中の数十分の間にフル充電ができています。公式ではバッテリーは約1週間ほど持つと案内されていますが、実際に使ってみても同じような感覚でした。毎日充電する必要がないことも、継続して使い続けられる大きな理由ですね。
スポンサーリンク【実際の使用レビュー】主観を「正確な数値」に変換する、データの説得力
1ヶ月間、毎日欠かさずOura Ring 4を着用して感じたのは、このデバイスが単なる計測器ではなく、自分自身の専属コンシェルジュのような存在だということです。
感覚で捉えていた今日の調子が、心拍数、体温変化、睡眠効率といった膨大な数値データによって裏付けられる。この客観的な視点は、忙しない日々を送る私にとって、体調を管理していくための強力な指針になってくれました。
特に驚かされたのは、ある珍しい飲み会の翌朝のことです。 普段はお酒をほとんど飲まない私ですが、その日は夜遅い時間まで食事を楽しんでいました。翌朝、少し体が重いなと感じながらアプリを開くと、そこには驚くべきメッセージが表示されていたのです。
「昨晩、何かありましたか?」

まるで私の夜の過ごし方を知っているかのような、あまりにも図星な問いかけ。画面には、心拍変動の低下や安静時心拍数の上昇が明確な数値とグラフで示されており、「心拍数が高く、昨夜はよく眠れなかった」という分析結果が。
単なる数字の羅列ではなく、コンシェルジュが寄り添ってくれているかのような言葉の説得力に、思わず笑ってしまったのを覚えています。自分の感覚が緻密なデータによって答え合わせされる納得感があるからこそ、「今日は無理せずセーブしよう」「今日は調子がいいから活動的に行こう」と、迷いなく判断を下せるようになりました。
ログの計測にサブスク料金を支払うことに抵抗を感じていた私ですが、もうお分かりの通り、今ではこのデータが持つ価値を信頼しています。

睡眠サイクル(レム睡眠・深い睡眠)の時間配分、安眠度、睡眠負債、呼吸、血中酸素ウェルネス……。これほど詳細なデータを基に、今日のパフォーマンスがどの程度出せるのかをスコア化し、具体的なアクティビティ目標(消費カロリーや活動時間など)まで提示してくれます。
面白いのは、データが蓄積されるほど「日中のストレス」や「長期的な健康状態」など、より深い分析が見られるようになること。継続するほど自分の傾向を把握できるため、最初よりも今のほうが手放せなくなっている感覚が強いです。

Oura Ring 4の価格は、素材に応じて2種類。
- チタン製モデル:52,800円〜
- セラミック素材モデル:74,800円〜
詳細なデータを把握するには、下記のメンバーシップへの加入が不可欠です。
- 月額払い:999円(税込)
- 年額払い:11,800円(税込) ※1ヶ月の無料トライアル期間あり
年額払いを選べば、1ヶ月の無料トライアル期間が付いてきます。まずは1ヶ月じっくりデータを取って、その価値を体感できる仕組みになっています。
決して安い買い物ではありませんが、毎日身につける本体の質感は非常に上質で、手元を見るたびに心が整う感覚があります。この信頼できるデータが月額約1,000円で手に入るなら、それは私にとって価値ある投資でした。
【サイズ選びの注意点】24時間の「指の変化」を計算に入れる
指輪型のデバイスを使うにあたり、一番難しいのがサイズ選びです。普段アクセサリーを身につけない私にとって、今回の「サイジングキット」を使ったサイズ選びのプロセスは、自分の身体の変化を知る新しい体験でもありました。

Oura Ringを購入すると、まずは本物と同じ形状のプラスチック製「サイジングキット」から自分に最適なサイズを選ぶ工程から始まります。公式の案内には「短時間の試着ではなく、24時間以上試してほしい」という注意書きがありましたが、実際に試してみてその理由がよく分かりました。
これまで意識したことがなかったのですが、1日の中で指の太さは想像以上に変化します。特に朝起きた直後の「むくみ」による装着感の変化は、日中の数分間の試着では決して気づけないことでした。

私はキットの中で「7番」と「8番」の2つのサイズで非常に迷いました。
- 7番:日中はジャストサイズ。ただし、朝のむくみがある時はかなり窮屈。
- 8番:むくんでいる朝も快適。ただし、指が落ち着いている日中は、少しゆとりがある。
最終的に私が選んだのは、大きい方の「8番」でした。仕事中など、シーンによっては指輪を外したい瞬間もありますよね。その際、指にぎゅうぎゅうに固定されていて「外すのが大変」というストレスを避けたかったのが決め手です。
実際に1ヶ月使ってみた今、この選択は正解だったと感じています。時折「少し緩いかな?」と思う時間帯もありますが、朝のむくんだ指にすんなりと馴染んでいる8番のリングを見るたびに、無理のないサイズを選んで良かったと納得しています。

これから選ぶ方に伝えたいのは、「一瞬のピッタリ感」よりも「1日の心地よさ」を優先してほしいということです。
指の太さは、気温や体調、時間帯で刻々と変わります。キットを装着したまま、PC作業をしたり、家事をしたり、そして一晩眠ってみたり。一日の暮らしを通してサイズを選んでほしいと思います。このプロセスを惜しまないことが、24時間ストレスなく使い続けられる、最適なサイズに出会うための唯一の方法です。
【良かった点・気になる点】1ヶ月使ってわかったメリットとデメリット
実際に30日間使い続けてみて見えてきた、私の素直な実感。良い面だけでなく、あらかじめ知っておいてほしい点もまとめました。
「無意識」とまでは言いませんが、指輪型はリストバンド型に比べて、日々の負担が圧倒的に少ないと感じています。手首に付けるよりも重さや締め付けが気にならず、それでいてしっかりと身体に馴染んでくれる。
また、指は血管が密集している場所だからこそ、これほどまでに豊富で正確なデータが取れるのだという気づきもありました。左腕のApple Watchと、右人差し指のOura Ring。このバランスが今の私には心地よく、24時間の体調管理を任せるための「最適解」になりました。
一方で、気になる点は表面に細かな擦り傷がつきやすいということです。

Oura Ring 4のデザインが非常に美しいため、使い始めた当初は「傷をつけたくない」とかなり慎重になっていました。しかし、指先は日常的に物に触れる場所。1ヶ月も経てば、日々の動作のなかでどうしても細かな傷は刻まれていきます。
最初はショックでしたが、今ではその傷さえも愛おしく感じています。それは、この指輪が私の暮らしのすべてに同行してくれている証拠だから。新品の時よりも、少しだけ使い込まれた今の質感の方が、不思議と私の手にしっくりと馴染んでいます。
もし、どうしても傷ひとつない状態をキープしたいという方にとっては、この点は唯一の懸念かもしれません。
【まとめ】Oura Ringを使い続けたい。指から自分の状態を知るための最適解
今回、初めて手にした指輪型デバイス、Oura Ring 4。上質なデザイン、信頼できるログ、そして充電周りの使いやすさ。その完成度の高さには、正直驚くことばかりでした。
リングというこの小さなデバイスによって、自分の体調の動きを正確にログとして残せる。この体験は、ガジェット好きの私にとって非常に心に刺さるものでした。
「日々の睡眠ログを、無理なく、正確に取り続けたい」
ずっと抱いていたその願いが、Oura Ring 4という存在によって、ようやく一つの「定着」を迎えました。月額999円(年額11,800円)というサブスク費用についても、今では「自分の状態を24時間読み解いてくれる専属のコンシェルジュ」への対価だと納得しています。
Oura Ring 4 はこんな人におすすめ

- 自分の睡眠や体調を「感覚」ではなく「確かな数値」で裏付けたい人
- 忙しい日常の中で、体調管理を無理なく「仕組み化」したい人
- 上質なアイテムやガジェットを身につけると、心がときめく人
「昨晩、何かありましたか?」というアプリの問いかけは、私に自分の身体を労わるきっかけをくれました。これまでは安易に夜更かしをしたり、寝る前のスマホ操作など、睡眠の質に負荷をかける行為を平気でしてしまっていました。
しかし今は、寝る前にスマホを触らない生活に切り替え、意識的に早寝ができるように習慣を変えることができています。
単なる「体調の記録」の枠を超えて、Oura Ringは私の暮らしのあり方までも整えてくれる、かけがえのないアイテムになりました。
今回お届けした私の1ヶ月の体験が、自分を整えるための新しい選択肢を探している方の参考になれば幸いです。




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