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PaperShootレビュー|大人のトイカメで写す、いつもの風景(作例あり)

冒頭で作例をご覧いただきました。

何気ない一コマが、どこか雰囲気のある写真として記録されています。

この写真は、台湾発のトイデジ「PaperShoot」というカメラで撮影しました。

PaperShootは「大人のトイデジ」をコンセプトにしたデジタルカメラ。
トイカメラならではのエモーショナルなルックで写真が撮れることはもちろん、このカメラの楽しみは、ケースやアクセサリーを自由に組み替えて、自分好みにカスタマイズできる点も大きな魅力です。

今回はその中でも特に人気の高い、スケルトンデザインが特徴的なケース「CROZ」モデルを中心に、PaperShootの魅力を紹介していきます。


この記事を買いた人の情報

記事の執筆者 Yutta noteInstagram

ミニマリズムの考え方に影響を受け、デザインや機能性を重視した、自身の審美眼で選んだアイテムを紹介しています。妻と2歳の娘との3人暮らしで、日々、暮らしの最適化に取り組んでいます。お問い合わせ、ご質問はコンタクトページよりお気軽にどうぞ。


PaperShootってどんなカメラなの?

開けるのが楽しくなるパッケージです。今回ご提供いただいたものは本体の他に幾つかのアクセサリーを含みます

PaperShootは台湾発のカメラブランドです。
 

見た目はトイカメラのようですが、中身はしっかりとしたデジタルカメラ。スマートフォンで簡単に撮影ができる今の時代に「撮る」という行為そのものにフォーカスした、とてもシンプルな思想で作られています。

基盤が顕になったこちらが本体。SDカードスロットや、Type-Cの充電口がよくわかる。中央下部には乾電池を差し込む場所に。

スマホほど便利ではなく、一眼レフほど本格的でもない。
 露出やシャッタースピードを細かく調整することもできません。
 

電源ボタンとシャッターボタンは一体化していて、シャッターを押すだけで撮影ができるという、シンプルな作りです。

本体は基板がむき出しになった、かなりユニークな見た目です。PaperShootはこの本体に自分好みのケースを装着してカスタマイズを楽しめるカメラとして魅力です。素材には木製、紙製、プラスチック製など、カメラとしては意外な素材を使った面白いものもあるんです。

カメラそのものを自分流にアレンジし、アイデンティティを見出せるような使い方ができる魅力を持っています。

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人気モデル「CROZ」の魅力

スケルトンデザインが今時さも感じられるデザイン。最初のフィルムを剥がすとしっかりとクリアな姿になります

今回使用しているのは、PaperShootの中でも特に人気の高い「CROZ」モデル。
スケルトンデザインは基盤やネジ、電池やSDカードスロットまで内部の構造が丸見え。ガジェット好きとしても持っていて所有欲が高まるデザインだと感じました。

トイカメラというと可愛らしいデザインが多いなか、無骨なガジェットライクなデザインも刺さる人には刺さりそうです。

特に印象的なのが、単三電池2本を前面に配置する構造。

電池のデザインがそのままカメラのデザインとなるユニークな見た目。


全面の目立つ部分に配置されているので、電池すらもカメラのデザインの一部として溶け込み、使う電池の銘柄さえもカメラの一つのパーツとして含まれます。

トイカメラとして、デザイン機能とユニークで唯一無二の存在。PaperShootを初めて手に取る一台としてCROZが選ばれる理由がよく分かります。

PaperShootでできる撮影体験

カメラを構えている様子。かわいいデザインかつ軽量なので、持ち出したくなる。

撮影を始めるのはとても簡単です。
電源ボタンという概念はなく、最初にシャッターボタンを押すだけでカメラが起動し、そのまま撮影ができます。

シャッターはカメラ左側に配置されており、ケース越しに基板のスイッチを押し込む構造。
電子ファインダーはなく、覗き穴があるだけなので、正確な構図確認はできません。

でも画角が広角なので、意図した被写体は大体枠内に収まっていると撮影したデータをみて問題ないと思いました。

露出の調整も、撮影後のプレビューもなし。
ただシャッターを押すだけで、あとはすべてカメラ任せです。

この感覚は、どこか「写ルンです」に近いものがあります。
撮ったその場で確認できないからこそ、後からデータを見返す楽しみがある。ブレやズレさえも、写真の味として受け入れられる余白があります。

撮影モードは4種類。

左上:カラー|左下:モノクロ|右上:オレンジ|右下:ブルー

カラー、モノクロ、オレンジ、ブルーを背面のスイッチで切り替えられます。同じ構図でもモードを変えるだけで、写真の印象が大きく変わるのも面白いポイントです。

豊富なアクセサリーで自分だけのオリジナルカメラを作る

PaperShootの魅力は、カメラ本体だけでは終わりません。
ケースやストラップなどのアクセサリーを組み合わせることで、持ち歩き方や撮影スタイルが大きく変わります。

今回使用しているクリアケースや紙素材のケースには、上部にリングが付いているため、ストラップを装着して首から下げるスタイルが可能です。
他にもハンドストラップ向きのケースなどがあり、撮影シーンに合わせて選ぶ楽しさがあります。

さらに、動画撮影ができるアクセサリーも用意されており、静止画だけでなく動画表現まで拡張できるのもPaperShootならでは。まだ使用して間の無いので、動画はいずれ改めてご紹介したいと思います。

PaperShootはPinkoiで購入できる

PaperShootや各種アクセサリーは、台湾発のグローバルECサイト「Pinkoi(ピンコイ)」で購入できます。

Pinkoiは日本語にも対応している点、PaperShoot関連のケースやアクセサリーの取り扱いが非常に豊富なので初めてPaperShootを選ぶのにも最適。

海外サイトが初めての方でも安心して利用できます。本体とあわせて、自分の使い方に合ったカスタマイズをぜひ選んでみてください。

PaperShootはブレやズレを許容しながら、それを味として楽しむ。スマホで撮る写真とも、一眼レフで撮る写真とも違う、独特の立ち位置にあるカメラです。このサイズ感だからこそ、気負わず日常に持ち出せる。

スナップやサブカメラとして、いつも近くに忍ばせておきたくなる一台だと感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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