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持ち出せるNASが便利です!UnifyDrive UT2でデータの管理方法を見直してみた!

iPhoneの容量も、使っているポータブルSSDも、クラウドサービスもデータもパンク寸前の筆者です。

スマホでは日々の娘の成長、家族の思い出を片っ端から撮影していますし、ミラーレス一眼では、ブログやInstagram用の写真や動画を撮ったりと、気づけばデータはどんどん増え続けています。

とくに家族の写真というのが私にとっては宝物のようなもので、どんな失敗写真でさえ消すことができません。

クラウドサービスはデータが増えるのに比例して、サブスク料金が増していきます。ポータブルSSDは気軽にデータにアクセスしたいときに、有線で接続しなければならないのが手間に感じます。

そして、これからも増え続けるであろうデータをどう管理していこうか。考えていたときに出会ったのが「UnifyDrive UT2」というNASでした。

UnifyDrive UT2は、ポータブルNASとも呼ばれ、従来のNASにはなかった持ち運べる性能が特徴の新しいアイテム。

今回は、このUnifyDrive UT2にデータを移し替えて、新しいデータ管理の拠点として使ってみた体験をお話しします。

ポータブルNAS「UnifyDrive UT2」とはどんな製品なのか、その特徴と実際の使用感をお伝えしていきます。

PR・ご提供品

この記事で紹介しているUnifyDrive UT2は、UnifyDrive様より製品提供を受けて作成したPR記事です。

ただし、使用感やレビュー内容についてはすべて実際に使用した正直な感想をもとに記載しています。

この記事を買いた人の情報

記事の執筆者 Yutta noteInstagram

ミニマリズムの考え方に影響を受け、デザインや機能性を重視した、自身の審美眼で選んだアイテムを紹介しています。妻と2歳の娘との3人暮らしで、日々、暮らしの最適化に取り組んでいます。お問い合わせ、ご質問はコンタクトページよりお気軽にどうぞ。

ポータブルなNAS?UnifyDrive UT2ってどんな製品?

NASってなに?

そもそもNASとは何か、簡単にお伝えしておくと、NASは「外部のサービスを介さず、自分のネットワーク内だけで完結するデータ管理の仕組み」です。クラウドサービスのように他社にデータを預けるのではなく、あくまで自分の手元で管理します。

ローカルで管理できるだけでなく、ネットワークを構築すればケーブルなしで無線アクセスが可能なのも、ポータブルSSDとは異なる点です。

データを自分の手元に置ける安心感と、クラウドのようにどこからでもアクセスできる利便性を兼ね備えた新しいデータ管理システム。それがNASです。

UnifyDrive UT2の特徴は?

従来のNASというのは本体が大きくて、主にデスク周辺に設置して使うものでした。しかしUnifyDrive UT2はポータブル性が魅力のNASです。重さは約300gでスマホやモバイルバッテリーよりもちょっとだけ大きいサイズ感。その中になんと最大で16TBまでデータを積むことができます。

UnifyDrive UT2の特徴

・ネットのない環境でも使えるAPモードなど4つの接続モードを搭載

・33W以上のモバイルバッテリーで稼働が可能(電力33W、電圧12V以上、電流 2.75A以上)

・バッテリー切れでも30分間の予備電源を備える

・SDカードやCFカードを直接挿せるポート搭載

上記の通り、従来のNASというシステムに加えて持ち運んで使うのに便利な機能もしっかりと搭載しています。それでは実際に使ってここが便利だなと思った点をご紹介していきますね。

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UnifyDrive UT2はこんな時に便利です。

大きなファイルデータもすぐに開くのに役立つ

クラウドサービスで動画や写真データを管理していると、ファイルを開くたびに読み込みに時間がかかることがあります。すぐに読み込んで使いたいデータなのに、ネット環境によってはなかなか読み込みができないときがあります。特に高画質動画やRAWデータのような大容量ファイルは、待たされることが多く、作業効率が下がってしまうのが悩みどころです。

UnifyDrive UT2は、ネットワーク上にデータを預けているのではなくではなく、あくまで本体内にあるSSDという物理的な環境にデータを入れているので、大きなデータファイルであってもすぐに開いて編集できます。

さらに、大容量データを持ち運べることで、映画などをあらかじめダウンロードしておき、ネットのない環境や野外で鑑賞するといった使い方も可能になります。ネット環境に左右されずに、大きなデータを自在に扱えるのはUnifyDrive UT2の大きな魅力のひとつです。

ネット環境がなくてもデータの読み込みができる

クラウドサービスはネット環境がなければデータにアクセスできません。読み込みには通信量や速度を気にする必要がありました。UnifyDrive UT2にはAPモードというネット環境に依存しないで、運用ができるモードがあります。

APモードでは、本体がWi-Fiルーターのように動作し、自分専用のネットワークを作り出します。Wi-Fi環境がない山奥や野外でも、このネットワークにスマホやPCを接続するだけでNAS内のデータにアクセスすることができるんです。

一方で、「Wi-Fiモード」では、既存のWi-Fiネットワークを利用し、インターネットに接続しながらNASのデータも同時に扱えます。クラウドストレージのデータと併用した作業や、他のデバイスとのデータ共有もスムーズに行えます。

さらに、Type-Cケーブルで直接繋ぐ「フラッシュドライブモード」や、有線LANでの接続も可能で、安定かつ高速に大容量データを取り扱えます。自宅に据え置きして使う場合はLANケーブルに刺して、出先ではAPモードやWi-Fiモードを状況に合わせて使い分けて、私は使っています。

膨大なデータをスマートAIで探すことができる

最大で16TBと、膨大なデータを管理できるのがUnifyDrive UT2の魅力です。しかし、データの整理となるとまた別の問題が発生します。それが、整理が難しいということ。そもそもデータ量が多いため、きちんと仕分けするのはなかなか骨の折れる作業です。

そんな時、やはり今の時代はAIを活用しない手はありません。UnifyDrive UT2にはスマートAIが搭載されていて、データ整理の頼れる味方になってくれます。

写真や動画、文章ファイル、メールまで、保存されているすべてのデータを一括で検索できるんです。

データ整理と聞くと、一つ一つのデータをフォルダ分けして細かく管理しなければならないイメージがあり、億劫になってしまいがちですよね。私も以前はそう考えていて、なかなか整理に取り掛かれませんでした。

しかし、今では考え方を変えてみました。UnifyDrive UT2の2つのSSDスロットに家族のデータと仕事用のデータをそれぞれ入れ、年別や月別にざっくりまとめるだけでいいんじゃないかと思っています。

AIを活用すれば、大雑把な管理でもすぐに目的のファイルにアクセスできます。本当に便利な時代になりました。

コンパクトでデスク周りもすっきり。持ち運びもやすいポータブル性が便利。

NASの導入を検討し始めた頃、一つ気になったのは物理的なスペースを必要とすることでした。デスク上はすっきりとした状態を維持したいので、大きな筐体を置くことに抵抗がありました。

従来のNASは据え置き型が一般的でしたが、UnifyDrive UT2は重さ約300gと軽量でコンパクトです。デスク上に置いても場所を取らず、配線がごちゃつくこともありません。

また外で作業するために持ち出すのも簡単。接続しているケーブルは電源オフにしてから外すだけでそのまま簡単にバッグに入れて持ち出すことができます。

自宅でもカフェでも場所を選ばずに使いたかったので、私にはこのポータブルなスタイルなNASが性に合っていたように思っています。

データを安全に保管しながら柔軟に運用したいときに安心

クラウドやポータブルSSDと比較したとき、セキュリティの面でもNASには大きなメリットがあると感じました。UnifyDrive UT2は、自分の手元でデータを管理できる完全なプライベートストレージです。クラウドサービスのように外部のサービスにデータを預けて依存する必要がないため、情報漏洩やサービス終了に伴うデータ紛失のリスクがありません。

また、ポータブルSSDは暗号化機能が十分でない場合、紛失した際にデータを盗まれてしまうリスクがあります。UnifyDrive UT2は二段階認証やデータ暗号化機能を搭載しており、外部からの不正アクセスを防ぐ手段が備わっています。

さらに、データ破損リスクに対しても安心です。RAID1(ミラーリング)機能を使えば、SSDを2枚搭載し、自動的にデータを二重保存することが可能。万一片方にトラブルがあっても、もう一方にデータが残るため、バックアップの手間なくリスクヘッジができます。

UnifyDrive UT2の気になった点・注意点

NASを使うにはSSDが必要です

UnifyDrive UT2はNASと呼ばれる箱ですが、これだけでは使えないので注意してくださいね。この本体にSSDという記録装置を2つ搭載して使うのがNASの運用する形です。このSSDは自分で購入する必要があります。1つのSSDには最大で8TBの容量に対応していて、これを 2枚搭載することができます。初心者がNASを取り扱う上で最初に突き当たるのがSSD選びかもしれません。しかし、企業側で動作確認されているNASはこちらで確認ができます。SSDについて迷った人は参考にしてみましょう。

モバイルバッテリーは条件がある

ポータブルで持ち運べるNASですが、使用する時には電源に接続する必要があります。家で据え置きスタイルで使用する時にはLANケーブルとType-C充電で常時接続しておけばいいですが、持ち運ぶ際にはモバイルバッテリーで給電しながら使うのがいいです。この時に1つ注意なのが33W以上の出力が可能なモバイルバッテリーでないと給電ができない点には注意しましょう。普段スマホ用に使っているモバイルバッテリーは30W未満のものが多いと思いますので一度お手持ちのモバイルバッテリーをチェックしてみてくださいね。

初期設定について

さて、一番肝心なのが使いやすさだと思うんですが、正直いうと接続やデータの取り込みは一癖あるというのが私が体験して感じたことです。SanDiskのポータブルSSDは本体とデバイスをケーブルで繋げばすぐに繋がりますし、クラウドはスマホのアプリでさっと確認できますよね。そんなシンプルさを求めてしまうとちょっとこのUnifyDrive UT2は難しいかもしれません。

例えば接続方法。4つの接続モードを搭載しているとお伝えしてきましたがそれぞれの接続方法の意味を理解して使わないといけないと思いました。APモードは便利ですが、それ本体をアクセスポイントとして使うので、ネットを同時に使うことはできません。Wi-Fi接続に関しても、同じIPアドレスのネットワークに接続しなければならないなど、繋ぐまでにワンステップあるというのが私の印象です。

ただし、接続の方法も慣れではあります。最初は接続まで戸惑うことはありましたが今では目的に応じて柔軟に接続できる便利さが上をいっています。アプリもアップデートを重ねていて、UIが見やすくなっている印象もあります。

NASというシステムを理解して、慣れてきた頃、柔軟に対応できる慣れてきて使えるようになってくると、柔軟に構築できるNASの魅力に気づくことができるのだと思います。

UnifyDrive UT2はこんな人におすすめです!

以上、Unify Drive UT2を実際に使用してみた感想をまとめてきました。

Unify Drive UT2はクラウドサービスとSSDに変わる新しいデータ管理方法として今注目を集めています。私も今回初めてNASというシステムを取り入れてみましたが、データ管理に関する意識が大きく変わりました。

Unify Drive UT2はこんな人におすすめ!

・クラウドやSSDのデータがパンクしそうで困っている

・クラウドの月々の支払いが気になっている

・クラウドにデータを預けるということが気になっている

・動画ファイルなど容量の多いデータを扱っている

・家でも外でもデータを持ち出して使いたい

冒頭でも述べていますが、これからの時代ますますデータの管理というのは必須スキルになっていくように感じます。あらゆるものがデータという形で残っていく中、一見するとデータというのは目に見えず、隠れていて整理する難しさがあるように思います。部屋を整えるように。デスクの上を整えるように。PC内、スマホ内のデータを整えることも意識していきたいと思いました。

まだUnify Drive UT2の機能の全てを使いこなしているわけではないので、これからよりカスタマイズしながら使い込んでいこうと思っています。

今回は、データ管理に困っていた私の救世主「UnifyDrive UT2」のご紹介でした。

この記事がデータ管理に困っている人や、NASに関心を持っている人の参考になりましたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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