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AirPods 4 長期レビュー|レンタル品を返却した後、買い直した理由。

長らくお借りしていたAirPods 4 ANCモデルを返却することになりました。2024年に発売されたこのモデルは、オープンイヤーながらノイズキャンセリングを搭載し、Proモデルとは違うコンセプトで注目を集めました。

私はこれまで歴代のAirPodsシリーズを使ってきましたが、結論として、このAirPods 4が最も気に入ったモデルだったのは間違いありません。

愛着のあったAirPods 4はそのまま買い取ってしまいたいほどでしたが、返却はお約束。とはいえ私の生活にはすでに欠かせない存在となっていたため、迷わず自分で購入しました。

この記事ではAirPods 4の特徴を振り返りつつ、この1年で使用してきたレビューをまとめていきます。先日AirPods Pro 3の発売発表もありましたが、ぜひAirPods 4の魅力を知った上で、自分に最適なイヤホンを選んでいただければと思います。

この記事を買いた人の情報

記事の執筆者 Yutta noteInstagram

ミニマリズムの考え方に影響を受け、デザインや機能性を重視した、自身の審美眼で選んだアイテムを紹介しています。妻と2歳の娘との3人暮らしで、日々、暮らしの最適化に取り組んでいます。お問い合わせ、ご質問はコンタクトページよりお気軽にどうぞ。

AirPods 4の特徴とAirPods Proとの違い

まずはAirPods 4とProの特徴を簡単に比較してみます。

大きな違いは、Proがインイヤー型であるのに対し、AirPods 4はオープンイヤー型のイヤホンである点です。インイヤー型は静寂感を手に入れられる反面、耳への密着感や締め付け感が伴い、長時間の使用で耳が痛くなる人もいるでしょう。

左:AirPods 4 |右:AirPods Pro 2

一方でAirPods 4は耳を塞がない構造のため、軽やかな装着感で、装着中も環境音を自然に取り入れられます。特に夏の暑い時期には快適さを強く感じました。

そして何より驚いたのは、オープンイヤーなのにノイズキャンセリングがしっかり効くこと。耳とイヤホンの間に隙間があるはずなのに、ここまで効くのは驚きでした。

AirPods 4の魅力は、軽やかな付け心地ながらノイキャンオンで静寂を作り出せ、オフにすれば環境音を自然に取り込めること。この切り替えを心地よく体験できる点だと思います。

バッテリーは両モデルともANCオンで約6時間の連続再生、ケース込みで約30時間と同等。Apple製品間の切り替え速度も体感では変わりません。

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【長期レビュー】AirPods 4 ANCを使って感じた装着感とノイキャン性能

iPhone16 Pro MAXとこの1年ずっと使い続けてきたAirPods 4。ケースも小ぶりで可愛いシルエット。

AirPods 4 ANCを初めて装着した瞬間、これは完璧だと実感しました。

ここ数年はAirPods Proをはじめとしたインイヤー型を使っていましたが、このAirPods 4を装着すると、密閉感のないAirPodsシリーズの懐かしさを思い出しました。Pro登場前まではオープン型のAirPodsを長く使っていたのです。耳に合う形状で、付け心地の良さも健在でした。

懐かしい形状はそのままに、進化していたのは内部機能。オープンイヤー型の解放感を保ちながら、しっかりとノイズキャンセリングを搭載しているのです。

これまでのAirPodsは「開放感がある=ノイキャンなし」が常識でした。しかしAirPods 4はその常識を覆し、耳を塞がないのに周囲の騒音をしっかり抑えてくれる。密閉感が苦手な私にとって、快適な付け心地と十分なノイキャンを両立した理想的なイヤホンでした。

AirPods 4を気に入っている理由

カフェで作業をする際にも欠かさずに身につけて集中するのに活躍。なぜオープンイヤー型なのにノイキャンが効くのかいつも不思議でした。

私がAirPods 4を気に入っているポイントを整理すると次の通りです。

  • インイヤー型の密閉感が苦手
  • オープンイヤー型の軽い装着感が快適
  • ノイズキャンセリングがしっかり効く
  • 通勤時など必要な音(電車のアナウンスなど)は自然に聞こえる
  • 装着感に対してノイキャンの効果が高い
  • 「オープンイヤーなのにノイキャンが効く」というギャップ

この絶妙なバランスが、AirPods 4ならではの魅力です。

他ブランドのイヤホンも試しましたが、結局戻ってくるのはAirPods。音質の良し悪しを細かく語れるわけではありませんが、「聴き疲れしない音」が自分にとっての基準であり、それがAirPodsの音。だからこそAirPods 4が心地よいのだと思います。

AirPods 4のデメリット・注意点【正直レビュー】

オープンイヤー型は周囲の音が自然と耳に届きます。移動時の急なアナウンスやアクシデントにも即座に対応できるのがいつも便利でした。

褒めてばかりですが、気になる点も正直にお伝えします。

  • 本体に音量調節機能がない
  • ノイキャン性能はProに及ばない

まず音量調節。AirPods 4は感圧式クリックで操作可能ですが、タッチやスライドには対応していません。ノイキャンのオンオフ、再生・停止、曲送りはできますが、音量調整はできないためスマホを取り出す必要があります。最初は戸惑いましたが、慣れると曲選びや動画再生前に調整してしまうので、大きな問題ではなくなりました。

次にノイキャン。AirPods 4のANCは確かに効きますが、Proの静寂感には敵いません。 外音が気になる時や喧騒の中では、「やっぱりProが欲しい」と思う瞬間もありました。

ただし、この2点を考慮しても総合的には非常に満足度が高いです。感圧タップは直感的で扱いやすく、シンプルな構造も好印象。 音量はスマホで調節すれば済みますし、開放感とノイキャンのバランスは唯一無二。

結論として、欠点は大した問題ではありません。

まとめ|AirPods 4は返却しても手放せなかったイヤホン

音質、機能、装着感、デバイスとの連携、どれをとってもAirPods 4を超えてくる製品にはそう出会えないと思う。

AirPods 4の魅力は伝わったでしょうか。

オープンイヤー型でありながらノイズキャンセリングを搭載し、快適さと静寂を両立できるイヤホン唯一無二の存在でした。

AirPods Proとは異なる立ち位置で、イヤホン選びの幅を広げてくれるモデルです。

返却してもなお買い直したほどの愛用イヤホン。購入を検討している方の参考になれば幸いです。

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