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VRヘッドセット購入。何ができるの?未来のワークスタイルを体験。

2023年初頭、VRヘッドセットであるMeta Quest Proを購入し1ヶ月が経過しました。

今回の記事では実際に何ができるのか?購入した目的とファーストインプレッション、これからの使い方ついてお話をしていきたいと思います。

VRへの抵抗、先入観などお持ちの方にも興味を持っていただける内容になりましたら幸いです。

VRヘッドセットとは。何ができるの?

それではVRヘッドセット何ができるのか。ここからお話をしていきたいと思います。

そもそもVRってなによ。そんな疑問をお持ちの方が多いのではないでしょうか。

VRは「Virtual Realityバーチャルリアリティ」の略で「人工現実感」「仮想現実」と訳されます。

現実を超越した実体験に近い体験が得られるというのが一般的な解釈です。

VRヘッドセットを装着すると視界360°全てに映像が広がります。これはヘッドセット内にある2つのレンズ内に投影されており、この2つは独立した区切られた映像です。

独立した2つの映像の視差を利用し映像を投影することで、立体的な描写で映像を見ることができるという仕組みです。

顔を左右上下に動かすとその方向に合わせて景色が広がり、まるで一つの別世界がそこに広がっているように感じられます。
またVRでは映像が投影されているだけでなく、自分自身の動きがVR内に反映される仕組みもあります。手元や身体の動きがVRの世界で本物のように動くのでよりリアルを体感します。

Meta Quest Pro購入した動機は、リビングに置いてある大きなデスクモニターの存在を無くしてスッキリさせたいと思うようになったからです。

ワークスペースとリビングを兼用している我が家ではどうしても物理的なモニターの存在感はいつも感じていました。

これからVRヘッドセットを活用していくことで空間に縛らなれないワークスペース作りを目指し、非ディスプレイで快適な作業ができるようになることを望んでいます。

実現させれば、自宅のワークスペースのシンプル化好きな場所での快適な作業環境を手に入れることができます。

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VRヘッドセットでできること①:immersedを使った仮想ワークスペース


immersedイマーズドとは、PCと接続させることでPCの画面をVR空間上に表示させることができるアプリケーションです。
さらにimmersedではVR空間に最大で5枚の解像度自由のモニターを表示設置することが可能で、

モニターの配置方法も自由、近くに配置したり、遠くに配置したり縦型のディスプレイにしたり、ウルトラワイドのモニターサイズにしたり、局面ディスプレイにしたりと物理的な制限のある現実世界では到底不可能な環境を自由に組み立てることができます。

モニターはメタバース(仮想空間)上にあり、宇宙、ロッジ、カフェなど現実世界とは完全に切り離された別空間で作業が行えます
メタバース上では完全に一人の空間であるマイルームと、メタバース上でコミュニケーションが取れる共有スペースから選んで作業をします。

実際に共有スペースで作業してみた映像。隣のテーブルで男性が作業していますね。音声をオンにしていると話し声も聞けてカフェさながらの環境になります。

実際の作業内容としては、ネットをブラウジングしながらのブログ記事の作成、写真編集、動画編集がメイン用途です。

複数枚のモニターを表示できるおかげで、ファイルはここに、メインのテキストエディタはここに、参照のためのインターネットページはここへといちいち画面を切り替えずに作業できるのがとても便利です。スピーカーも搭載されているので耳元でYouTubeからBGMを流して作業もできます。

実際の画面の解像度ですがテキストを読むのに不便はありませんでした。リアルのPC画面を見る感覚とほぼ同じ感覚といって良いと思います。自分が画面に近づいてみることもできますし、モニターを引っ張れば近くに寄せることもできるので便利です。

ヘッドセット内にPC画面を表示させる際、どうしてもタイムラグ(遅延)が発生します。
その遅延速度はレイテンシーという表記で数値化可能で一般的にレイテンシー5m以下あれば遅延を気にせず作業ができると言われています。

この接続方法にはいくつかありちょっとコツのいる部分でしたが、今では気にならない通信環境下での使用ができています。

写真や動画の編集はAdobe製品を使用していますが、こちらも色彩豊かかつ大画面で表示できているので問題ありません。
動画の読み込みに関してはVRヘッドセットとPCの接続問題に由来するので一概には言えませんが、概ね問題ありません。

私のクリエイティブ作業はあくまで趣味の範囲内での作業になるので特に困ることはありませんが、プロの現場で使用するにはまだ難しい部分があるというのが正直なところです。

VRヘッドセットでできること②:パススルー機能が現実とVR世界をつなげる

パススルーとはVRヘッドセットをつけている状態で、外界の様子をヘッドセット内で表示させる機能です。

別世界へと誘われがちなVRですが、このパススルー機能のおかげで外の世界と繋がることができるようになります。
immersedで作業をしているときも、モニターだけ表示させ、背景に現実世界を透過させておけば周囲とのコミュニケーションも可能です。

パススルーはヘッドセットに搭載されているカメラで撮影したものを内部に取り込んで映しますがお世辞にも綺麗な映像ではありません。映像はざらざらしていて、ところどころ歪んでいたりもします。

個人的には、映像の質はここでは求めていなく、周囲が確認できれば良い程度なので全く問題ありません。大事なのはこの機能があるかないかです。Meta Quest Proではカラーパススルー対応のためカラー表示できるのがより自然に外の世界と繋がれる感覚でいられます。

家では小さな子供もいるし、家族とコミュニケーションをとりながら作業する状況も多々あるのでかなり重宝しています。

VRヘッドセットでできること③:快適な作業環境を外に持ち出す

空間的制限のないVRヘッドセットでのワークペース環境。PCとヘッドセットとネット環境があればもちろん外に持ち出して使うこともできるようになります。

従来では考えられなかった大型モニターでの作業を、旅先のホテルやワーキングスペースでも実現できるのは新しい時代になりました。

とは言いつつも、外での使用はまだ限定的です。近所のカフェでこのヘッドセットをつけて作業をしていたら…
想像していただければわかると思いますが、異様です。

あくまで一目のない場所での使用になってしまいますね。

一方の自宅はというと、今まで自宅のリビングに君臨していた大型モニターを無くしたことでリビングがすっきり。
我が家では共有のスペースに作業スペースがありましたのでまず一つ理想の環境に近づくことができました。

VRヘッドセットでできること。課題も多いが未来に投資した。

Meta Quest Pro

一番の目的であった仮想空間への作業環境の移行はひとまず無事にできました。

これは一例に過ぎず、他にもVR内ではさまざまな活動ができます。スポーツ観戦、トレーニング、ヨガ、会議、などなど。

最近ハマっているのが、Arkioというアプリケーション。これは3D空間上にものを設置して立体物を作り出すアプリです。自由な発想で建築の真似事ができるので脳のトレーニングがてら遊んでいます。また、丸々というアプリケーションでは3D空間版マインドマップ作成ができてこちらもハマって使ってみていますね。

妻とは息抜きを兼ねてVRで卓球を楽しんだりもしています。

まだまだ活用しきれていないVRヘッドセット「Quest Pro」ですが個人的にはとても魅力を感じています。

しかしながらヘッドマウントディスプレイによる作業環境の構築ですが全ての人におすすめです!とはちょっと言い難いのが正直な感想です。

やはりセッティングにコツが必要で、まだまだ難しい点もあります。ヘッドマウントディスプレイの装着も、化粧をしていると難しかったり、何せ重たいというのも課題です。

それでも、自宅に専用のワークスペースを持っていなかったり、私のようにリビングで作業をしていた人にとってはスッキリした環境で複数の大画面モニターを表示させられる環境を作れるのは魅力的です。

今はまだ未来的な環境かもしれませんが、今後はより使いやすい環境で物理的なモニターを設置せずともVR空間上にワークスペースを構築する時代もやってくるのではないでしょうか。私はちょっと先回りしてこの作業環境の構築に力を入れていきたいと考えています。

VRヘッドセット購入。何ができるの?まとめ。

この記事では【VRヘッドセット購入。何ができるの?未来のワークスタイルを体験。】について書きました。

VR空間メタバースなど難しいことを考えずに、単純にこのヘッドセットを装着するだけで大画面の快適な作業環境を作れるという魅力が伝わりましたでしょうか。

まだ使い始めて間もないので語れることは少ないですが、多くの課題に対策を講じ、最適化をしていくことがまず楽しく魅力を感じています。

制限の多い中でもいかに快適に使用していくかを考える。新しいものを取り入れるというのはそういうことですかね。
VRヘッドセットで何ができるのか。魅力が尽きないこのプロダクトで興味関心の幅が広がり、やりたい未来がたくさん見つけられそうです。

ゆった

3D空間でのものづくりをこれから勉強していきます!
以上、ゆった(@yutta_yukisaki)でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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