>> noteでも記事を書いています <<

話題の磁気スイッチキーボードが気持ち良すぎ。Keychron K8 HEレビュー。【天然木デザイン】

作業効率を上げたいなら、心地よい打鍵感でサクサク入力できるキーボード理想です。
Keychron K8 HE」は2025年7月に発売された新しいモデル。次世代と称される磁気センサースイッチを搭載し、K2 HEでも好評だった天然木を取り入れた美しいデザインが魅力です。

非接触の磁気スイッチ、1mm感覚で調整できるアクチュエーションポイント、ラピッドトリガー対応など、最新機能を搭載した注目のキーボードです。今回いち早く試す機会を頂きました。初めての磁気センサースイッチキーボードの使用感をレビューをしていきます。

この記事を買いた人の情報

記事の執筆者 Yutta noteInstagram

ミニマリズムの考え方に影響を受け、デザインや機能性を重視した、自身の審美眼で選んだアイテムを紹介しています。妻と2歳の娘との3人暮らしで、日々、暮らしの最適化に取り組んでいます。お問い合わせ、ご質問はコンタクトページよりお気軽にどうぞ。

PR・ご提供品

この記事で紹介しているKeychron K8 HEは、Keychron様より製品提供を受けて作成したPR記事です。ただし、使用感やレビュー内容についてはすべて実際に使用した正直な感想をもとに記載しています。

MakuakeでKeychron K8 HEの詳細を見る

Keychron K8 HEのデザインと特徴

Keychron K8 HEはどんなキーボードなの?

Keychronの製品ラインナップの中で、K8 HEがどんな立ち位置にあるのか、少しお話ししておきましょう。K8シリーズは、ブランドの中でも定番と呼ばれるベーシックなモデル。テンキーを省いたテンキーレス(TKL)仕様で、作業効率とコンパクトさのバランスがちょうどいいキーボードです。

「無線+有線対応」「マルチOS対応」「ホットスワップ対応」など一通りの基本性能がバランスよく揃っている万能モデルです。

Yutta
Yutta

初めてメカニカルキーボードを導入したいと思っている人にとってもKシリーズは、機能を十分に搭載したおすすめのモデルですね。

カスタマイズ性がありつつ、価格も手頃なのも魅力の一つです。

ベーシックなメカニカルキーボードを展開しているKシリーズ。その中でK8はテンキーレス(TKL)でコンパクトさが特徴。そしてこのK8 HEは、K8の基本構造を受け継ぎながら、磁気スイッチ(Hall Effect)を搭載することで打鍵感やカスタマイズ性を大きく進化させた上位モデルです。

Yutta
Yutta

メカニカル(物理接点)キーボードとは違い、磁力でキーの動きを検知する非接触型スイッチが採用されています。押す深さに合わせて機能を持たせることや、瞬時にキーの切り替えができるなど使い倒せばプロ仕様なんですね。

比較項目K8(通常モデル)H8 HE(磁気スイッチモデル)
スイッチ方式メカニカルスイッチ(物理接点)磁気センサースイッチ(非接触)
アクチュエーション調整不可0.1mm単位で調整可能
ラピットトリガー非対応対応(キーを離すと即入力可)
Dynamic Keystroke非対応対応(1キーで4アクション)
カスタマイズ性高い(ホットスワップ可)非常に高い(キー挙動まで調整可)
打鍵感軸による(赤・青・茶など)滑らかで一貫した反応+自分好みに調整可能
対象ユーザー初心者〜中級者中級者〜上級者、プロユース
価格帯比較的安価高性能ゆえやや高価

天然木が美しいKeychron K8 HEのデザインを見ていきます

さて続いては、K8 HEのデザインをご覧いただきましょう。

まずはやはり目を引くのがサイドフレームの木目じゃないでしょうか。機械的なキーボードには珍しいローズウッドの天然木が使用されています。

この木目には個体差があり、1台ごとに表情があるのが自然素材ならではの魅力です。

Yutta
Yutta

無機質になりがちなワークスペースに温もりが感じられて素敵です。

本体はアルミニウム合金で作られていて、ウッドの印象とは反対に高級感や重厚感を感じられるデザインです。

テンキーレス(TKL)モデルは、デスクに置いたときの収まりの良さを感じます。横幅は一般的なキーボード(フルサイズ)が約440mm前後であるのに対し、K8 HEは約360mmほどになります。

十字キーが独立した場所にあるので打ち間違いが少なくなるのが使いやすい。
Yutta
Yutta

マウスを横に置いたときも手が届きやすい配置になります。

本体の左側には、接続用コネクタとスイッチがコンパクトにまとめられています。

画像は左からType-Cポート、Windows、Mac OS切り替えスライド、接続方法切り替えスライド

Type-Cポートは、本体の有線接続と充電の両方に対応しています。右隣がOS切り替え用のスライドスイッチでWindows、Mac OSのどちらの環境にもキーレイアウトやショートカットが適応させることができます。そして、もう1つ右側のスライドが接続モードの切り替えスイッチです。3段階のスライド式になっていて、Bluetooth(ワイヤレス)、USB有線接続、2.4GHzドングル接続の3つの接続方式を直感的に切り替えることができます。

本体背面には、角度調整ができるチルトスタンドも装備。フリップスタンドを立てることで、3段階の角度に調整することができます。

また、RGBバックライトも搭載しており、22種類以上の多彩なライティングパターンを備えています。暗い部屋でも雰囲気のある作業環境を演出することができます。LEDはノースフェンシング(上向き)構造になっており、キーキャップの上から光が抜けることで、光の広がり方が美しく、視覚的にも満足度の高い仕様です。

ここまで、K8 HEの機能とデザインについてお伝えしてきました。

では、続いては実際に使用してみた感想をお伝えしていきます。

スポンサーリンク

【レビュー】打鍵感・操作性・効率化すべてが心地いい。Keychron K8 HEを使って感じたこと

一度体験するとクセになる磁気スイッチの打鍵感と打鍵音

まず何よりも感じたことは、Keychron K8 HEの打鍵感の気持ちよさです。磁気スイッチによるキーの沈み込みは、軽すぎず重すぎず、まさに絶妙なタッチ。キーを押したときの感触に、吸い付くような独特のしなやかさがあり、指が自然と次のキーを求めてしまうような中毒性があります。

打鍵音もまた魅力的です。カチャカチャとしたチープな音ではなく、「コトコト」「コクコク」といった深みのある音色で、作業のリズムを心地よく演出してくれます。個人的には“木を突くキツツキ”のようなイメージ。まさに“打っていて気持ちいい”という感覚です。

何時間使っても手が疲れず、ついつい打ち続けたくなるので、作業効率を求める人にとって大きなメリットです。ただしこの打鍵音、打っている本人は心地よくても、周囲にはやや響く場合があるため、静かな環境で使う際には配慮が必要だとも感じました。

アクチュエーションポイント調整で、自分好みの打鍵を実現

KeychronLancherでアクチュエーションポイントなどの設定をWebベースで設定ができる

K8 HEは、キーをどの深さで入力と判定するかを自分で調整できる「アクチュエーションポイント調整」に対応しています。初期状態では2mmの深さで反応しますが、0.1mm単位で細かく調整できるため、「軽く触れるだけで入力したい」「しっかり押したときだけ反応させたい」といった使い方に合わせたカスタマイズが可能です。

この設定を浅くすることで、キーが底まで到達する前に反応し、打鍵音を軽減できるという実用的なメリットも。自分のタイピングスタイルに合わせて、静音性や操作感を調整できるのは非常に優れたポイントです。

「ダイナミックキーストローク」で1キーに複数のアクションを割り当て

さらに便利なのが「Dynamic Keystroke(ダイナミックキーストローク)」という機能。これはキーの押し込みの深さに応じて、最大4つの動作を割り当てられるというもの。たとえば動画編集であれば、浅く押せば「再生/停止」、深く押せば「カット」など、複数のショートカットを1キーにまとめて使えるんです。

作業の効率化だけでなく、ゲームやクリエイティブ用途でも活躍します。作業内容ごとにキーの動作を変えられることで、操作の無駄が減り、より直感的に作業を進められるのを実感できました。

高速入力を可能にする「ラピットトリガー」も搭載

「ラピッドトリガー」は、キーを完全に戻す前に次の入力ができる機能で、連打が必要なゲーム用途では特に重宝される機能です。キーの反応が速いため、連続入力のスピードが大幅に向上します。

もともとはゲーマー向けの技術として注目されてきましたが、ブログ執筆や長文作成といったタイピング作業にも有効です。キーを深く何度も押し込まずにすむので、テンポよく打てて、集中力を保ちながら作業に没頭できます。

TKLレイアウトのちょうどよさとMagic Keyboardとの比較

TKLキーボードはデスク上でマウスと並べた時にちょうど良いサイズです。

K8 HEはテンキーを省略したTKL(テンキーレス)レイアウト。このサイズ感がデスク上でも場所を取りすぎず、それでいて操作性も犠牲にしない絶妙なバランスです。

コンパクトタイプのキーボードと比べ、キー間に適度なスペースがあるため、タイピング時に誤打が少なく入力ができています。また矢印キーも独立して配置されているので非常に扱いやすいと感じました。テンキーをそこまで多用しない人には、自宅据え置きで使う理想的なサイズ感だと感じました。

私はこれまでAppleのMagic Keyboardを長く愛用してきました。見た目はとてもミニマルなMagic KeyboardでMac miniとの相性ももちろん良くて気に入っています。しかし、タイピングの心地よさで比べると、K8 HEのほうが圧倒的に心地よく、この押し心地を体感すると、浅いMagic Keyboardのキータップが物足りなく感じてしまいました。

K8 HEは、高機能な磁気スイッチによる打鍵の心地よさと、作業効率を高める多彩な機能性、そして温もりあるウッドデザインが融合した、使うたびに心地よさを実感できる一台だと感じました。

Keychron K8 HEの気になる点

さて、レビューとしてK8 HEのよい点をズラリとご紹介してきましたがもちろん気になる点という角度からもしっかりと感じたことをお伝えしていきます。

打ち心地の良さ、打鍵音の心地よさについてお伝えしましたが、この音めちゃめちゃ中毒性があります。打っている本人は心地よくてついつい踊る様にタイピングをしたくなります。しかしながら決して静かな音とは言い難いところはあります。同じ部屋にいる家族は音が大きいと気になる様子もありました。本人はともかく他人には気が散る音であるのは間違いありません。その辺の配慮は必要になります。

K8 HEの接続コネクタはキーボード右側の側面に配置されています。この位置がやや奥まっていて少し操作がしづらいと個人的には感じました。電源オフからBluetooth接続で立ち上げることを毎回行いますが、ちょっと場所を探してしまうのが一手間です。逆に考えれば、ウッドの中に隠れた配置でミニマルなデザインに仕上がっているとも言えるんですが。

特別気になる点があるわけではなかったというのが本音ですね。

切り替えスイッチはサイドのちょっと隠れたところにある。

MakuakeでKeychron K8 HEの詳細を見る

Keychron K8 HEに関するよくある質問(Q&A)

Q1. Keychron K8 HEはどんな人に向いていますか?

A. 打鍵感にこだわりたい方、自分好みにカスタマイズしたい方、静かな打鍵音と高級感のあるデザインを求める方に特におすすめです。

Q2. アクチュエーションポイントの調整とは何ですか?

A. キーをどの深さで反応させるかを0.1mm単位で調整できる機能です。軽く押すだけで入力したり、しっかり押さないと反応しないように設定できます。

Q3. Dynamic Keystrokeとは何ができる機能ですか?

A. 押し込む深さに応じて、1つのキーに最大4つのアクションを設定できます。複数のショートカットを1キーでまとめられます。

Q4. ホットスワップ対応とはどういう意味ですか?

A. スイッチ(キーの下のパーツ)を電源を切らずに交換できる機能です。K8 HEでは磁気スイッチ同士の交換が可能です。

Q5. K8 HEと通常のK8はどう違いますか?

A. 通常のK8はメカニカルスイッチ搭載で価格が手頃。K8 HEは磁気スイッチ搭載で、打鍵の快適さ・カスタマイズ性・応答性が大幅に進化しています。

【まとめ】Keychron K8 HEは打鍵感にこだわりたい人のベストバイ

Keychron K8 HEは、磁気スイッチによる滑らかな打鍵感と高いカスタマイズ性、天然木の美しさを兼ね備えた、使い心地とデザインの両方にこだわったキーボードでした。

アクチュエーション調整やらピットトリガー、ダイナミックキーストロークといった聞きなれない機能は、最初はちょっと難しく感じるかもしれませんが、いざ使い出して自分なりにカスタマイズをしてみると他のキーボードでは得られない自分だけの感覚を得ることができ、これがキーボードを育てるという感覚に近いと感じられるかもしれません。

一番言いたいことは、打ち心地が快適すぎて、Magic Keyboardに戻れなくなってしまっている筆者がおります。

今回、Keychronのキーボードを初めて触れて使わせて頂きましたが、ちょっとキーボードの沼にハマりそうな楽しさを見出しています。

この記事がキーボード選びの参考になりましたら幸いです。最後までお読み頂きありがとうございました。

Makuakeでの早期購入がお得です!

Keychron K8 HEはクラウドファンディングサイトMakuakeにて支援購入ができる製品です。まもなくMakuakeでの販売も締切に近づいていますので、お得に購入できるチャンスをお見逃しなく!

MakuakeでKeychron K8 HEの詳細を見る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください